白石聖さんが、初の医療作品の現場で感じていることや撮影エピソードを語りました。

月9ドラマ『救命病棟24時』は、1999年の誕生以来、連続ドラマ5シリーズ、スペシャルドラマ5作品が放送され、人気を博した医療ドラマの最新シリーズです。

孤高の天才救命医・進藤一生(しんどう・いっせい/江口洋介)やかつて彼の下で学び、数えきれない命を救ってきた救命医・小島楓(こじま・かえで/松嶋菜々子)を中心に、救命救急の医療現場で命に向き合う医師や看護師たちの姿が描かれます。

SNSでは「医師の仕事の重さを若手に教える進藤先生の言葉にグッときた」「若手が一人ずつ成長していく感じいいなぁ」「進藤先生って厳しいけど、見守る眼差しが温かいよね」など、毎週、さまざまな感想が寄せられています。

今作で研修医・柊木亜美良(ひいらぎ・あみら)を演じる白石さんにインタビュー。江口さんや松嶋さんの印象、役柄について、医療作品への初出演で感じていることなどを聞きました。

白石聖『救命病棟24時』全シリーズを視聴!「年月の経過を感じる

──『救命病棟24時』の過去シリーズを見たことはありましたか?

今回出演させていただくにあたって、全シリーズ見ました。私は1998年生まれで、第1シリーズ放送時は1歳だったので、当時のことははっきり覚えていません。でも、見ているうちに「見たことある!」と思うシーンも多くありました。

あとは、時代のギャップも感じました。第1シリーズでは、進藤先生や小島先生も含め、皆さん寝る間もないくらいに働いていますよね。今作では働き方改革が一つのテーマになっていますし、第1シリーズを見てから今作を見ると年月の経過を感じますね。

進藤一生(江口洋介)と小島楓(松嶋菜々子)の“これまで”をプレイバック!「指導医と研修医」から27年でどう変化?

──江口さん、松嶋さんの印象や現場で学んだことを聞かせてください。

江口さんはご自身で「(現場で)座らない」とおっしゃっていますが、実際、座っているところを見たことがありません。スタジオの中で歩いていることが多く、毎日声出しもされていますし、パワフルなイメージがあります。

松嶋さんは、制作発表で私が「20代のうちにやっておいたほうがいいこと」を質問したときに、「何かを続けることが大事」とおっしゃっていました。それとは別に、制作発表が終わったあとに「思い出を残しておくといいよ」ということも教えてくださったんです。

現場で写真をたくさん撮って、作品ごとに一つアルバムを作って、30年後とかに見返すと「ご一緒したスタッフさんたちも一緒に年を重ねているから、次にお会いしたときに面白いよ」と。私もそれはやってみようと思っています。

──柊木はどのような人物と捉えて演じていますか?

医師インフルエンサーとして活動していたり、「直美(ちょくび※)」を志望していたり、キャッチーなキャラクターです。なので、どのように役を成立させればいいのか、悩みました。

でも、実際現場に入り、監督や周りのキャストの皆さんとお芝居をするうちに、多面性のある人物にすると面白いのかなと思い、それを意識して演じています。

※医師が初期臨床研修を終えたあと、後期研修を経ずに、そのまま美容医療の分野に進むこと。「直接、美容(医療)へ進む」の意味

初登場がネイルサロンだったり、2話のラストで進藤先生に対して「誰?」と失礼なことを言ったり、自分が想定していたよりも嫌な感じなのも印象的です(笑)。そんな柊木が、物語が進むうちにどう変化していくのか、楽しんでいただけたらと思っています。

──ご自身に柊木との共通点はありますか?

物おじしないというか、自分の選択に自信を持っているところは共感できます。

初対面の進藤先生に対する失礼さは、似たくないなと思いました(笑)。でも、ひょうひょうとしていて、自分のなかにある物差しがはっきりしている部分は、私が柊木の好きだと思うポイントですね。