――現場の雰囲気は、前作と比べて変化しましたか?

平野:そんなに大きくは変わっていないですね。前作が終わって1年ちょっと経ちましたが、続編が始まるときは、衣装合わせをしなかったんです。新キャストの生田絵梨花さんだけはしましたが、ほかの方はそのまま。前作と同様、集合時間に来て、さっと撮影が始まる感じでした。スタッフもあまり変わっていないので、くだらないことを言いながら、同じような雰囲気でやっています。

宋:いい意味で「昨日まで撮影していたかな?」という感じで、今作の撮影は始まりました。

平野眞監督 タイトルバックは「ハードルが上がってしまった(笑)」

――前作では、オープニングのタイトルバックの変化も話題に。続編では毎話、異なる登場人物が江端家を訪ねて来る演出となっていますが、どのような意図で制作したのでしょうか。

平野:最近はタイトルバックを作る番組があまりないので、前作のときに「やってみよう」と思ったんです。少しずつ変えていたら、「1話と2話で違うぞ」「2話と3話で違うぞ」と気づいていただいて。そのおかげで、今作を作るときにハードルが上がってしまいました(笑)。限られた時間で撮影するにはどうしようかと考えて、今回は第三者を登場させてみました。

『波うららかに、めおと日和』続編のタイトルバック

――前作のタイトルバックが大きな反響を呼んだのは、狙い通りだったのでしょうか。

平野:全然ですよ。本当に限られた時間のなかで撮っていました。少しだけ変えようと思い、芳根さんたちには、その場で「こういうふうにして」「目線をそらして」とお願いして。本人たちも何をやっているのかわからないような状態で、とにかくコンパクトに撮りました。

(前作の)主題歌『夢中』(BE:FIRST)が好きだったので、それに合わせたいと思ってやったら、たくさんの方が注目してくれて、びっくりしましたね。

宋:第1話から第2話にかけて、「気づくかな、気づかないかな」という話をみんなでしていました。

平野:そうそう!目線が変わるだけなので、視聴者のみなさんは気づくかな…と思っていたら、思った以上によく見てくださっていて。すごいなと思いました。