GENICの小池竜暉さんは、グループでの活動と並行して、ソングライターとしても活躍しています。=LOVEのヒット曲『絶対アイドル辞めないで』をはじめ、アイドルやアニメ、VTuberなど幅広いジャンルに楽曲を提供。

Billboard JAPANの作曲家チャート「Hot 100 Composers」で上位にランクインするなど、今注目のヒットメーカーです。

めざましmediaでは、Da-iCEの花村想太さんと共作したドラマ『波うららかに、めおと日和』の主題歌『うららか』の制作秘話や、バズからヒットが生まれる時代の曲作りについて聞きました。さらに、2027年に来る音楽のムーブメントも予想してもらいました。

小池竜暉×Da-iCE花村想太が共作!「一度も会わずに、LINEでのメッセージのやり取りで制作」『うららか』誕生秘話

――『うららか』を花村さんと共作しました。どのような経緯だったのでしょうか?

この楽曲は、想太さんから「(小池さんに)合うんじゃないか」とお声がけいただいて、一緒に書かせていただきました。自分ではアウトプットしたことがないジャンルだったので、新しい扉を開いてくれた楽曲になりましたし、とても楽しく制作させていただきました。

小池竜暉

――曲作りは、どのように進みましたか?

お忙しい方なので、最初に楽曲の方向性を話し合ったあとは僕のほうで骨組みを作って、そして想太さんから意見をいただいてまた作り直したり、歌詞を変えたりという感じで進みました。

制作にあたっては、LINEでのメッセージのやり取りだけで作りました。実は、想太さんと一緒にスタジオに入ったことは一度もないんです。

――お互いをよく知っているからこその制作方法なのでしょうか?

僕が提供させていただく楽曲は、ほとんどが同じ作り方です。一緒に作っている作家さんの多くとは、お会いせずに曲を作っています。

――完成した『うららか』を聴いたときの気持ちは?

良すぎて衝撃で震えました!想太さんと(Da-iCEの大野)雄大さんの2人の声が入った瞬間に「これだ!」と感じましたし、制作期間中は本当にずっと幸せでした。

――花村さんからのオーダーや、逆に小池さんから花村さんへのオーダーはありましたか?

想太さんからは、入れてほしい音や、キーレンジ(音の幅)について具体的に「ちょっと高いかも」といった、歌うご本人だからこそわかるご意見をいただきました。僕から想太さんに、ということはあまりなくて、僕が提案したものを添削していただく形で進めました。

――どのようなテーマや思いを込めましたか?

大ヒットした前作ドラマを背景に置きつつ、これからの展開やシナリオも考えながら、楽器の使い方やメロディの置き方をすごく考えました。ドラマとDa-iCEさんのいいところをいっぱい詰め込んだ楽曲にしようと思いながら作りました。

――前作の『波うららかに、めおと日和』を見て、どのような感想を持ちましたか?

この時代だからこそ、すごく響くものがあるなと思いました。なつ美(芳根京子)と瀧昌(本田響矢)のかけ合いを見ていると、邪念が取れていくというか(笑)。SNS社会でいろいろな情報が目に入ってきて、何を自分の中で良しとして、何を捨てなければいけないのかがわからなくなることがあり、自分自身についても「汚れきってしまったな」と思うところがあって…。

まっすぐに、自分自身や誰かを愛することが描かれているドラマの影響を受け、この『うららか』もすごくまっすぐな曲になっていると思います。

――ドラマにちなみ、最近、“うぶキュン”したことを教えてください。

うぶキュンか…(しばし熟考)。僕、牛乳が大好きで、牧場によく行くんですけれど。先日、仔牛が生まれる瞬間を見ました。それがすごく神秘的で、いろいろな気持ちが押し寄せてきました。うぶキュンと言っていいのかわかりませんが、それもまた、僕の中で邪念が取れていく気がするできごとでした。

すごくかわいらしくてキュンキュンしました。それ以来、牛さんに対して「ありがとうございます」と思いながら、毎日牛乳をいただいています。