――ファンの間では、劇中に登場する7匹のクマのアニメ『Seven Bear(セブンベア)』が、シリーズを通して物語に影響を与えている猟奇殺人犯・日向真奈美(小泉今日子)を連想させる(※)と話題になっています。
(※)日向真奈美は『踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!』(1998年)で初登場。被害者の腹を切り裂き、胃の中に白いクマのぬいぐるみを詰め込むという異常な事件を起こした人物です。
『セブンベア』は、『ホワイトベア』というオリジナル作品から派生した7色のクマの物語という位置づけです。謎の女子高生・村下希衣子(藤吉夏鈴)と須永あかね(齊藤なぎさ)が、レアものの白いベアを探すためイベントに潜入するんですが、そこで白いベアを見つけた瞬間、日向真奈美の登場シーンで使われていたBGMが流れるんです。『踊る』を隅々まで知り尽くしている人なら「なるほど、だからこの曲が!」と気づくと思います。これは亀山さんのこだわりですね。
(C)2026フジテレビジョン BSフジ ビー・エー・シー
セブンベアのテーマを「七つの大罪」にしたいというのは、僕から提案しました。今作には、「七つの大罪」を題材にしたデヴィッド・フィンチャー監督の映画『セブン』(1995年)のオマージュをたくさん入れているんです。白い箱に何かが入っていると思ったら…というのも、その一つ。
『踊る大捜査線』は昔から「7」という数字にこだわっています。黒澤明監督の『七人の侍』へのオマージュ、レインボーブリッジの7色、セブンベアの7匹など、いろいろなところに「7」を絡めています。
一部の観客にしか聞こえない“王さんのおなら” 青島回想シーンにも注目!
――今作でこっそり仕込んだ、“気づかれないかもしれないネタ”を教えてください。
いろいろ仕込みすぎて、どれが気づかれないか…(笑)。
あ、王さん(滝藤賢一)が時限爆弾を持っているときに「漏れそう、漏れそう」って言うんですけど、映画館でスクリーン向かって右側の席に座っている人にだけ聞こえるように、おならの「プッ」っていう音をこっそり入れています(笑)。これ、製作スタッフもほとんど気づいていないと思いますし、滝藤くんにも言っていません(笑)。
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あとは、終盤の青島の回想シーンもですね。これまでの出来事をたくさん思い出しているんですが、青島が思い出したくない映像だけ、逆再生にしているんです。「時よ、戻れ!」という気持ちで。すみれさんが『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年)で撃たれた場面や、『THE FINAL』でバスごと突っ込んできたシーンなどがそうです。
これ、誰にも気づかれなくて、教えるとみんな「本当だ!」って驚いてくれるんです(笑)。
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