――『踊る』の現場では14年ぶりに再会した、今の織田さんの印象はいかがでしたか?

ユースケ:今までは、青島さんと真下の2人きりのシーンってあまりなかったんですけど、今回は結構あるんですよ。青島さんが誰かと2人でいる場面って、結構大事なことを話しているときが多いんですが、真下はポジション的にそういうシチュエーションがなかったんですよね。

『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』より
(C)2026フジテレビジョン BSフジ ビー・エー・シー

実は今回、久々だったのでちょっと不安だったんです。「昔からのファンはあの頃の『踊る』が見たいかな。でも『踊る』を見たことがない若い世代には、進化した『踊る』を見せたいな」とか、いろいろ考えちゃって。

でも、現場で織田さんがすごく楽しそうに、気持ちがノッている感じで撮影しているのを見て、「織田さんがこんな楽しんでいるなら大丈夫だ」って、僕もすごく安心できました。織田さんが一番大変なのに、一番楽しそうで。いつもと変わらずそこにいたんです。

『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』より
(C)2026フジテレビジョン BSフジ ビー・エー・シー

――座長の織田さんがまとう空気に、引き寄せられるところもありましたか?

ユースケ:そういうのもありますし、「この現場はうまくいってるな」というのを感じましたね。

水野:確かに、織田さん楽しそうでしたね。みんなで楽屋に集まって、たわいもない話をしたり。昔はそういう記憶があまりないんですけど、今回はみんなでワーッと集まって健康の話をしたり(笑)。

ユースケ:織田さんが真ん中にいて、その周りにみんなが自然と集まるような感じでしたね。昔は、織田さんは撮影の合間もずっとセリフをつぶやいて、役に入っていましたから。同じシーンに出る人と、セリフのやり取りを始めたり。

水野:そう、すごくストイックでしたよね。

ユースケ:でも今回は、撮影が終わったらスパッと切り替えて、リラックスしていたように感じました。

ユースケ・サンタマリア キャラの人生を想像して「これまでの時間を埋める楽しみも」

――俳優のみなさんだけでなく、キャラクターもそれぞれ14年分の時間を歩んでいるのが『N.E.W.』の面白さですよね。

ユースケ:今までの歴史があるからこそですよね。魚住さん(佐戸井けん太)だって、刑事だったのに今はYouTuberになっているとか、これまでの彼を知っていると訳がわからないじゃないですか!

これは僕の推測ですけど、たぶんフィンランド人の奥さんとは別れているんじゃないかな(笑)。昔から観ている人は、こうやっていろいろ想像しながら、これまでの時間を埋めていく楽しみ方もあると思います。

水野:想像の余地がありますよね。

ユースケ:今回初めて観る人も、絶対に楽しめると思います。「面白かったから深掘りしてみよう」って、前作をどんどん観ていったら「最初はこんなだったの!?若い!」ってなるはずですから(笑)。

撮影:今井裕治
ヘアメイク:池田真希(ユースケさん)、杉田和人(水野さん)
スタイリスト:藤本大輔(ユースケさん)、山下友子(水野さん)

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