<反町隆史 コメント>
――今作への意気込みを教えてください。
まだ(クランクイン前なので)“飛鷹千寿”という自分の役名も言い慣れていない状況です(笑)。クランクインまでに、台本をしっかり読み込みながら徐々に作り上げていきたいなと思っています。
なんといっても、すでに脚本がすごく面白いので、どういうふうに我々が芝居をして、監督がどう演出してくれるのかなと、今から楽しみでなりません。
杉野さんが刑事ドラマ初ということで、刑事の先輩として一つだけアドバイスをするならば…。事件に関する説明セリフが意外と難しい。芝居をする…とはまた違った難しさがあるかもしれないので、現場で一緒に、お互いのセリフについて調整していければいいなと思っています。
――台本を読んだ印象は?
まずは、展開がスピーディというのが印象的でした。毎話いろいろな事件に挑んでいくのですが、物語が進むにつれて、単に未解決事件を追うだけではなく、後半に向けては違う形のストーリーになっていくので、最初から最後まで楽しみにしていただきたいなと思います。
――反町さん演じる、飛鷹千寿について教えてください。
千寿と利己は、世代間ギャップのあるバディという役どころにはなりますが、目標としているものが一緒だったら最終的に良いドラマができあがると思います。
そのぶつかり合いも楽しんでいただけたらうれしいですね。僕の役は、“THE昭和”な刑事なので、いかにその昭和感を出せるかが肝だと思うので、楽しみながら演じていきたいです。
――最近感じた、ジェネレーションギャップはありますか?
世代によってのギャップは、音楽が一番色濃く出るのかなと思います。それぞれの世代が青春時代に聴いていた音楽の違いで、何となく世代の違いがわかる。
自分の世代は、尾崎豊さんが青春の一曲で、あとはやっぱりサザンオールスターズさん。特に若いころ、その瞬間に聴いていた曲が印象的ですね。