遥は、実業家の藤川晃之助(朝井大智)から食事に誘われてウキウキ。ふと3人のグループトークが目に入り、「あつまろー」と誘ったメッセージに薫子の返信がないことに気づく。

入院して処置を終えた薫子は、グループトークに「赤ちゃん死んじゃった」とメッセージを送った。悲しい事実を知った麻紀と遥は薫子を思い、胸を痛める。

麻紀(仲里依紗)と遥(のん)は薫子(深川麻衣)の思いを受け止める

退院の日を迎えた薫子を、麻紀と遥が病院まで迎えに来ていた。薫子は2人に抱きつき、泣きじゃくる。薫子を受け止めて「1人でよく頑張った」と抱きしめる麻紀と遥。

2人は薫子を家まで送り、話を聞く。

薫子は、冷静に手続きや段取りを進めていく義孝が「本当は赤ちゃんがいなくなってホッとしているのではないか」と、抱えていたモヤモヤを吐露。麻紀は、義孝も薫子を気遣って気丈に振る舞っているだけなのではないかとなだめる。

今回の経験を通して考えたことを語る薫子。

結婚して子どもが欲しいと思っていた薫子に対し、義孝はもともと子どもが苦手だった。そのため、妊娠が発覚したとき、薫子は素直に「産みたい」とは思えなかったという。

それは、自分が義孝と一緒に生きていくなら歩み寄り、我慢したり、諦めなければいけないと無理をしていたからだった。

しかし、家族であっても別々の人間であり、それぞれの人生がある。誰かと一緒に生きることは自分の思いや生き方を捨てることではないと言い切る薫子。

帰り道、麻紀と遥は、薫子の言葉をかみしめていた。薫子の誠実な生き方に尊敬の念を抱く2人。遥は、薫子がどれだけつらい思いをしたのかと想像して泣き出す。麻紀は、そんな遥を抱きしめた。

麻紀は、宗太を妊娠したときのことを思い出す。

憧れていた会社に転職して3ヵ月で妊娠が判明。入ったばかりの会社で産休と育休をもらうのは心苦しいという思いから、上司の引き留めを固辞して退職を選んだ。

退職後、麻紀は辞めた会社の元同僚と偶然会い、いきいきと仕事の話をする元同僚と自分を比べて、複雑な思いになった。

その夜。麻紀は、夫・宗司(渡辺大知)に、早苗から誘われていて復職したい気持ちがあることを打ち明けた。

しかし、宗司は宗太のことを理由に、麻紀の復職に反対。麻紀は「母親になったことで、たくさんのことを諦めてきた」と、これまでの不満を爆発させる。