星野は半年前、マンションの1階に入っているスナックに対して退去願いを出したのだが、立ち退きは拒否され、3ヵ月前からカラオケの騒音がひどくなったという。それはスナック側の嫌がらせと思われた。

マンションを管理する不動産会社の向井陽介(勝矢)は、星野に売却を勧める。しかし、星野はマンションを手放すつもりはなかった。

縁は、スナックのママ・伊東清美(岩橋道子)と会う。清美は、立ち退き料として1000万円を払ってもらえれば出ていくとうそぶく。

借地借家法により、貸主が借主を追い出すことはできない。退去の交渉には、老朽化や借主の迷惑行為による契約違反といった正当事由が必要になる。

スナックの騒音が迷惑行為に当たると考えた縁は、騒音の証拠を集めるため、星野のマンションの空き部屋に泊まり込んでスナックの営業時間中の騒音を計測することに。

土生と鯖山も、近くの廃墟からスナックの様子を監視していた。鯖山は、清美と向井が接触しているところを目撃する。

浦真鷲(GACKT)は土地の値上がりを見越した不当な地上げを見抜く

客になりすまして向井の不動産会社を訪ねた土生は隙を見て、向井が周辺の土地を地上げしている証拠をつかんだ。

はかり建築設計事務所では浦真鷲を中心に、これまでの調査を踏まえた作戦会議が開かれる。

港南市は「スーパーテックエキスポ」の開催予定地になり周辺の再開発が行われると近々発表される予定だった。いち早く情報をつかんだ向井は、地元の反社会勢力と組んで土地を買いあさっていた。

向井は清美と組んでマンションの建て替えを妨害し、星野にマンションを売却させて土地を安く買い取ろうという目論見だった。

縁はスナックの騒音調査を続けていたが、騒音というほどの音量に達するデータがなかなか取れず…。

星野は縁に、なぜマンションを手放したくないのか、その理由を語る。星野の亡き妻は、マンションの屋上から見る花火が好きだった。妻との思い出を大切にしたい星野はマンションを建て替えて屋上を作り、家族と花火を見たいと願っていた。

星野は正直で真面目な縁を信頼して、マンションの件に関してすべて任せると言う。