山中の別荘に泊まる晃之助と別れて1人でホテルに戻ってきた遥は、晃之助から言われた言葉を思い返す。
晃之助が言うような立派な人生を歩んでいるとは思えないし、将来の夢もやりたいこともなく、自分は惰性で生きていると悩む遥。
しかし、それは自ら選んできた人生であり、麻紀と薫子に「2人と違って、自分には旦那も子どももいない」と言ってしまったことが八つ当たりだったと気づく。
遥が「八つ当たりしてごめん」とメッセージを送信すると、麻紀と薫子は「なんくるないさー」と、おどけて返信。2人は、遥の苦悩を受け止めていた。
復職の誘いを受けた麻紀(仲里依紗)の心は揺れて…
葉山から帰ってきた遥は、麻紀と薫子に旅行の一部始終を報告。晃之助との関係は特に進展しなかったことを不思議がる遥と薫子。
晃之助への恋を予感しながらも、遥はイケメンでお金持ちの晃之助に人生を変えてもらおうと考えていた自分が間違っていた、と思い直していた。
“一生をかけたいと思える仕事”、“夢中になれる趣味”、“生涯をともにするパートナー”、命にかけても守りたいと思う“子ども”…何か1つ、30代以降の人生を生き抜くために必要なものを見つけたいと宣言する遥。
すると、薫子が「どうせなら、もっと欲張ったほうがいい」と言う。佐倉家のリビングで、高校時代によく歌っていたTHE BLUE HEARTSの『夢』を熱唱する3人は、まるで高校生に戻ったようにはしゃいでいた。
麻紀は、連絡をくれた早苗とランチをする。2人の子どもを育てる早苗は、麻紀のように子育てで離職した女性たちのセカンドキャリアを応援する会社を立ち上げていた。麻紀は早苗から、自分の会社に来てほしいと誘われる。
帰宅した麻紀は、夫・宗司(渡辺大知)から「宗太が中学に上がるまでは家にいてほしい」と言われたことと、薫子の「もっと欲張ったほうがいい」という言葉を思い出し、心が揺れる。
結婚をして幸せの絶頂にいる薫子と義孝は、2人揃って産婦人科の診察へ。
診察を待つ間、子どもの名前について話す2人。「何も考えていない」と言う義孝だったが、照れながら“ひなた”という名前を挙げる。そこには「いつも日の当たる、心のぽかぽかするような人生を歩んでほしい」という意味が込められていた。
しかし、診察でお腹のエコー検査を受けたあと、薫子と義孝は医師から「赤ちゃんの心音が確認できません」と告げられて――。

