発熱してから3日が経つも、啓三の容体は回復せず、抗ウイルス剤もまるで効果がない。ルミナウイルスによる重症患者は日を増すごとに増加しており、ECMOも足りておらず、病床の空きもない状況でひっ迫していた。

その状況に不安を隠せない表情の享。

翌日、享が啓三の病床を訪れると、どこか違和感が。啓三の身体を見てみると、手や足の血管が赤黒く浮き出ており、至るところに赤い紅斑が発生していた。

啓三が発熱してからこの日で5日目。父親の死を近くに感じた享は焦りを隠せず、ECMOの導入を急ぐように怒鳴ってしまう。享は13日連続で勤務しており、激務での疲れから正常な判断も感情のコントロールもできておらず、ヨウコは一回頭を冷やしてこいと伝える。

“まごころ”の入り口で享は南に遭遇。南は、啓三の状況を知り、心配で様子を見に来たという。

享も南が働く「Not Alone」の現状を問うが、自粛警察が押し寄せ、脅迫をされたり、石を投げ込まれたりと若いスタッフを守り切れない状況だと答える。それを聞いた享は、「平和…忘れちゃったよそんなの」と、現実を重く噛みしめ、 静かに吐露するのだった。