7月2日(木)、『独自取材「女性検事の告発」性被害と壊れた権力の内側』が放送されます。
検察の構造的課題と理念の実態を問う
2026年4月30日。
性被害を訴えた大阪地検の女性検事・ひかりさん(仮名)が、辞表を提出しました。「やっぱり悔しくて、悔しくて本当に…なんで、私がやめなきゃいけないの?」。
ひかりさんは、大阪地検のトップだった元検事正・北川健太郎被告から「酒に酔って抵抗できない状態で性的暴行を受けた」と訴えています。
北川被告は起訴され、裁判で一度は性加害を認めたものの、その後「同意があったと思っていた」と無罪を主張しています。
事件により、ひかりさんは心に深い傷を負い、PTSDだと診断されました。さらに、“検察組織から突き放される”現実にも直面します。
被害者であることが周囲に知られる状況に置かれたうえ、批判的な発言を控えるよう求めるメールが代理人に届くなど、検察組織の中で孤立を深めていきました。
夫も初めて取材に応じました。「早く事件が終わって、治療をして、回復してほしい。正直、全部に腹が立つ」と憤りを隠せません。
ひかりさんは実家を訪れ、涙ながらに両親へ天職だと思っていた検事の仕事を辞職することを伝えます。父親は、被告への強い怒りをにじませます。
「助けてってずっと言い続けているのに。私は、たくさんの被害者を助けてきたのに――私を助けてくれないんだよね。あそこは、あの組織は――」。
現職検事から一転、自ら被害者となったひかりさん。そのとき、彼女が目の当たりにした検察組織の現実とは何なのか。
独自取材を通して、検察が抱える構造的課題の実態を問いかけます。
『独自取材「女性検事の告発」性被害と壊れた権力の内側』(関西ローカル)は、7月2日(木)26時48分より、カンテレで放送されます。
