高森はMEJメンバーに、虐待を受けていたことを告白し、奏太の腕の規則的な傷を詳細に分析してほしいと頼む。

自身の体験から虐待は必ず家の中で起こると考えた高森は、沙也の家に手がかりを探しに行くことに。

高森は麻帆、穂乃果とともに沙也の家を訪ねる。高森は沙也に、奏太が口走った“黒い怪物”について尋ねる。すると沙也は、黒い怪物を描いた絵本を読んだ記憶があると答える。

“黒い怪物”におびえる少年…高森(綱啓永)はその正体を突き止める

その絵本は、いたずらばかりする子どもの前に黒い怪物が現れて、悪いことをするたびに腕に怪物の黒い手が巻きつき、最後にはその子自身が黒い怪物になってしまうという救いのない物語だった。

高森、麻帆、穂乃果は、意識を取り戻した奏太に話を聞く。高森が奏太の腕の傷を見せてもらおうと手を伸ばしたとき、奏太は「黒い怪物が来ちゃう!」と叫んで暴れだした。

高森は奏太の頭部のMRI画像を調べ、謎を解き明かす最後の“ピース”を見つける。

本田、涼音とともに上条のもとへ向かった高森は、上条が奏太を虐待していた証拠を突きつける。

奏太の頭部のMRI画像から、虐待を受けて心の傷を受けた子どもによく現れる脳の萎縮を発見。虐待とみられる奏太の体の傷あとは、かなり時間が経っていた。

沙也が紀田と交際を始めたのは1年前で、傷は奏太が上条と暮らしていた頃につけられたと考えられる。

奏太の腕の規則的な傷は、絵本で読んだ黒い怪物が来ないようにと恐れる奏太の自傷行為でできたものだった。

沙也に新しい恋人ができたと知った上条は嫉妬を覚え、沙也の家を訪れた。

上条が久しぶりに会った奏太の頭をなでようとすると、奏太は上条の手と黒い怪物が重なってパニックになり、自分の腕を傷つけた。

上条と再会して以来、奏太はフラッシュバックを起こすように。そんな奏太を必死になだめる紀田。その様子を近所の人々に目撃されていた。

紀田が寄り添い続け、奏太は次第に回復。しかし、また上条が現れて、事件は起こってしまった。

事件当日、奏太が留守番をしていたところ、また上条が訪れた。沙也が不在と知った上条は、帰っていく。

紀田から「奏太は強いんだから、母ちゃんを助けられる」と言われていた奏太は、その言葉が頭に浮び、ナイフを持って上条を追いかけて襲いかかる。

しかし、上条に避けられて、奏太は階段から転落。上条はその場から逃走する。

上条は紀田と会い、奏太を守りたいなら代わりに罪をかぶるようにと脅迫。紀田は奏太のために自首すると決め、沙也に口裏を合わせるようにと頼んでいた。

高森は上条に「僕は、あなたのような親には絶対になりません」と告げる。紀田が自白を撤回し、上条は警察に連行された。

釈放された紀田は奏太、沙也と再会し、幸せにすると約束。そんな3人を見守る高森と麻帆。高森は、虐待の連鎖を断ち切ると誓った。

翌日、高森が出勤すると、真澄が戻っていた。「高森先生に任せてよかった」と言う真澄。

そんななか、高森は、妻に陣痛が来て出産間近という連絡を受ける。真澄たちは、あわてふためく高森を妻のもとへ送り出すのだった。

『LOVED ONE』公式サイト

<最新放送回はTVerFODで、期間限定で無料配信>