穂乃果は、奏太の母・沙也(小野ゆり子)から事情を聞く。奏太の体の傷について聞かれた沙也はなぜか、あいまいなことしか言わない。
5年前に離婚した沙也は奏太と2人暮らしで、時折訪ねてくる交際相手がいた。
高森は、法医学者・本田雅人(八木勇征)と松原涼音(安斉星来)、検査技師・吉本由季子(川床明日香)と手分けをして奏太の日常に何が起っていたのか調べる。
虐待の連鎖?自身の過去を思い出して苦しむ高森(綱啓永)
高森と由季子は、沙也の家の近隣住民に聞き込みをする。沙也の家からは夜中に悲鳴が聞こえることもあったという。沙也の交際相手と一緒にいた奏太が泣き叫ぶ姿も目撃されていた。
本田と涼音は、奏太の実父・上条亘(長田成哉)と会う。上条は、奏太には何年も会っていないが、沙也が悪い男と付き合って奏太が虐待されているというウワサは知っていたと語る。
まもなく、沙也の交際相手が土木作業員・紀田諒司(前田公輝)と判明するが、彼は行方不明になっていた。紀田も、子どもの頃に義理の父親に虐待を受けていたことがわかる。
その頃、真澄はホスピスを訪れ、恩師の元教授・九条正仁(小木茂光)と15年ぶりに再会。九条は、すい臓がんで余命わずかだった。
真澄は九条に、15年前の白峯女子連続殺人事件に、もう一度向き合うつもりだと告げる。当時、真澄は九条の鑑定結果に疑問を抱きながらも、それを覆せなかったことを後悔していた。
真澄が九条に事件のことを聞こうとしたとき、九条の娘・恭子(伊藤歩)が現れる。
真澄は恭子に、最近起きている連続殺人が白峯女子連続殺人事件と酷似していると伝える。しかし、恭子は聞く耳を持たず「もう来ないで」と言い放った。
一方、奏太への虐待の疑いが高まる紀田が自首してきた。
紀田は取調べで、言うことを聞かない奏太を普段から叩いていたと語り、事件当日はいつまでも泣いている奏太を黙らせようと軽く押したら階段から落ちてしまったと自供。
紀田の話を聞いていた高森はパニック状態に陥り、気を失ってしまう。
高森が目を覚ますと、麻帆が付き添っていた。高森は麻帆に、自分も義父から虐待を受けていたと打ち明け、自分もいつか、生まれてくる子どもに手を上げてしまうのではないかという不安を吐露する。
麻帆は「奏太くんの痛みを誰よりもわかってあげられるのは、高森先生だと思います」と言う。
奏太の事件はまだ解決していないのではないかと悩む高森は、真澄に電話で相談する。
真澄は、奏太の腕に残った複数の傷が平行に付いていることに着目。虐待を受けた場合、傷はランダムに付くもので、矛盾していると指摘した。
「これはあくまで自分のやり方」と言う真澄は「高森先生はこの謎をどう解きますか?」と問いかける。
