『嗤う淑女』のクランクアップに相応しい激“アツ”な対決シーン
『嗤う淑女』は、恭子の実家である廃棄物処理場でのシーンでクランクアップ。
記録的な猛暑が続いた7月末、陽が沈んでも30度を超える、うだるような暑さのなか、最終日に撮影したのは、第7話のクライマックス。
マインドコントロールから覚醒した恭子(松井)が、美智留(内田)を実家の廃棄物処理場の作業場に呼びつけ、今まで溜まっていた思いとともに美智留をボコボコにするという激“アツ”な対決シーンでした。
クランクアップ前日に収録した土ドラジオ『嗤わない淑女』では、
内田:ヤバイよ!明日は、地獄デーよ!全員が大変!“アツ”いよ!
松井:最後にここを撮るんだ!?という驚きがある。仲が悪くなったらどうしようって。
内田:そういうシーンよね。ピリピリ系!
と、最後の対決シーンに対する不安や心配を口にしていましたが…。
廃棄物処理場内のうず高く積まれたゴミ山をバックに、『嗤う淑女』史上、最も激“アツ”な美智留と恭子の対決シーンの撮影がスタート。
これまで、おとなしかった恭子が感情を爆発させ、剝き出しの怒りで美智留に迫ります。松井さんの迫真の演技により、一瞬で現場に緊張感が。「カット!」がかかっても、感情の昂りを抑えられない松井さんは、感情をコントロールするため集中。
続いては、恭子が美智留を強烈にビンタするシーンへ。撮影前のテストで動きの確認をすると、監督から松井さんに、ビンタの叩き方が浅いと演技指導が。
うまく手の動きを表現できない松井さんを見て、内田さんが恭子のポジションに移動し、体を使って“実演”する一幕も。
松井さんは、何度かテイクを重ねるうちにコツをつかんだのか、ようやくきれいなビンタが決まり、「オッケー!」が出るやいなや、抱き合った二人。
作品上は憎しみ合う二人でしたが、プライベートでは親友という二人が、一緒にシーンを乗り越えた瞬間でした。
最後は、ビンタされ倒れ込んだ美智留に恭子が蹴りを入れるシーン。
松井さんは、蹴りの指導を受けましたが、これまたあまり演じたことのない動作に苦戦。監督と一緒にモニターで演技を確認。
一方、内田さんも蹴りを受ける演技を、何度も細かく確認しながら撮影を進めました。そして、その視線は物陰から二人を覗いていた恭子の弟・弘樹(前田)へ。
汗ばみながら、まさしく体当たりの演技が続き…ついに「はい、カット!オッケー!」という声がかかると同時に、内田さんと松井さんはお互いを称え合うかのように抱擁。
すべての撮影を終え、弘樹役を務めた前田さんは「すごく学ぶことがたくさんありました。まさか最後のクランクアップも、お二人と同じシーンで終われると思っていなかったので、すごくうれしいです」とコメント。
松井さんは「今日、演じることができたのは、内田理央ちゃんのおかげです。本当にありがとうございます」と、内田さんに感謝の気持ちを伝えました。
そして、内田さんは「この1ヵ月は、悪女の役としても、主演としても、セリフ量としても、チャレンジしたことがたくさんありました。ここまで無事に完走できたのは、玲奈ちゃん、そして松木監督やスタッフのみなさんのおかげが本当に大きいです。本当にありがとうございました」と、座長としてやりきった表情を見せ、感謝と労いの言葉を伝えました。
最後に、内田さんが「今度は、セリフの文字数でギャラを決めてほしい!」と冗談を飛ばすと、真剣な雰囲気が一転、現場は笑いに包まれました。
夜遅くになっても30度を超える暑さのなか、激“アツ”なクランクアップとなりました。