ライバル役の2人!お互いに“負けないこと”は?

──今回バチバチにやり合うライバル役ですが、距離感のとり方など工夫していることはありますか?

瀬戸:まったく話さないっていうことはないですよね。

桐谷:ないな。

瀬戸:ただ、気にしていないところで距離感はある気がします。

桐谷:待ち時間にしゃべることはありますけど、いざ芝居場に立ったら…以前のようにはしゃべってないっていう。

瀬戸:そうですね。

桐谷:それは、別に意識してしゃべらないということではなく、そういうモードというか。お互いに集中もしていますし。

この間、1話のクライマックスのシーンを撮ったんですけど、終わったあとに「お疲れ様」とか言わず、無言でグータッチして「おっす!」みたいな感じになって(笑)。

瀬戸:ははは(笑)。

桐谷:「やりきったな」みたいな。

瀬戸:そうでしたね。

桐谷:今までそんなことしたことなかったのに(笑)。

瀬戸:別世界の2人みたいな感じでしたね。

桐谷:そういう空気感が無意識にあるんだと思います。

──ライバル役を演じるお2人ご自身が、お互いに「これなら負けない」と思うことはありますか?

桐谷:考えたことないな。

瀬戸:あ、榊原については負けないです(笑)。

桐谷:そりゃそうやんな…。いや、でも俺も榊原については負けない!

瀬戸:ははは(笑)。

桐谷:武良井として追いすぎて、めっちゃ榊原のこと考えてるよ!

えぇ、負けないこと…康史は器用にイラストを描いたり、いろんなことしてるからなぁ。

僕らは“自分”を生きているので…お互いに「これからも自分をデカくしていく」みたいな思いは絶対にあると思っていて。ただ、勝ち負けとかではなく、自分が一歩一歩やっていけたらいいなっていう感覚ですよ!

瀬戸:本当にそうですね。

桐谷:20代の頃は「自分が一番目立ちたい」という思いもありましたけどね。でも、自分のことをちゃんとやっていれば、相対的なものじゃなくて絶対的なものになってくるから。

だから、さっき康史が言った「役に対する思いは負けない」っていうのは、本当にそうだなと思って。俺たちは、自分がやる役に対しては、愛情と言うべきか、使命と言うべきか分からないですけど、そういうものを持ってやっているので。

そこには勝ち負けはなくて、作品を一緒に作っている人たちだから、俺はみんな“いい感じ”になればいいと思ってる。そうやって作られた作品を見て、どのシーンでも好きになってもらえて、作品自体が盛り上がってくれたらうれしいですから。勝ち負けではなく、そのもっと上を行きたいです!