今、旬を迎えている秋サケ。しかし今年は例年に比べ記録的な不漁におちいっているといいます。

旬の秋サケが記録的な不漁で高騰

秋サケが名物の北海道石狩市では…

9月10日時点の石狩地方など日本海中部のサケの漁獲数は、おととしが7万尾を超えてたのに対し、今年はわずか5600尾ほどで過去10年の同時期と比較して極端に不漁となっています。

サケを返礼品にしているふるさと納税にまで影響は及んでいます。

石狩観光協会:高梨朝靖さん
事業者が心配して「受け付けを今の段階でとめてほしい」と。近年ではまれなこと。

さらに今年は北海道内の秋サケの来遊数が平成以降、最低になる見通しとなっており、専門家によると一番の原因は海水温の上昇だとみられています。

こうした秋サケの不漁が続く中、千葉市内の鮮魚店で話を聞いてみると…

石毛魚類 千城台本店 店長:
秋サケはやっぱり去年と比べて1kgあたり200~300円高い感じです。切り身一つで言ったら、100円は確実に高くなっちゃいますよね。

本来は一切れ500円ほどで売りたいといいますが、秋の味覚を楽しんでもらおうと200円ほど値引いて販売していました。

石毛魚類 千城台本店 店長:
きょうは(相場より)安く売らせてもらっているんですけど、ちょっと無理してる感じで

秋サケを購入した人:
近くのスーパーでこの大きさだと600円、700円ぐらいでしたね。(600円なら)買えないです。4人家族でさすがにちょっと厳しいかな。

一方で、先週から秋サケの提供を始めた北海道料理の店でも、去年より仕入れ価格が1キロ300円ほど上がっているといいます。

北海道料理 藤半 店長:
やっぱり厳しいですよね。でもあんまりお客さんに負担かけられないしね。(料理の)値段もできれば上げたくない。

仕入れ価格が高騰する中でも料理の値段は変えていないということですが、これからさらに値段が上がったらと聞かれると…

北海道料理 藤半 店長:
ちょっと少なめにしたりして値段調整していかないとしょうがないのかな。でもそれもお客さんに失礼だし、そこは一生懸命何か方法を考えますよ。