<前田公輝 コメント>
河野卓也は、自らの人生のためなら周囲が見えなくなるほど突き進んでしまう、非常に危うい人間でした。久しぶりに振りきった役柄でしたが、現場のみなさまがとても温かく、そして強烈なシーンの相手役が、友人の味方良介だったこともあり、安心して向き合うことができました。
生きていると、見えているつもりでも、実は見えていないことのほうが多いのかもしれません。
欲望と真実が混ざり合い、物事が見えにくくなる瞬間もあります。だからこそ、ルールや違和感を見逃さず、他者のために、そして自分自身を見失わないよう進むことが、後悔のない選択につながるのだと思います。
そうした思いも、『プロフェッショナル』から少しでも感じ取っていただけたらうれしいです。
