<日向亘 コメント>
――オファーを受けたときは、どう思いましたか?
デスゲームの運営側のお話という説明を聞き、今までにない切り口の作品でとても興味深かったです。
デスゲームという、非日常の世界ではあるものの、展開にリアリティがあり、登場人物一人一ひとりにとても人間味があり、そして共感できる。
台本を読み進めていくうちに、この作品の世界に没入するような感覚になり、デスゲームが存在する世界観を映像として表現するのがとても楽しみになりました。
――日向さん演じる、戸村匠真について教えてください。
一見、ごく普通の好青年ですが、自分の信じるものに対する情熱と愛情は人一倍強い人間だと思います。彼についていけば何とかなるだろうと感じさせる、周りを引っ張る力のある人だと感じました。
――共演者のみなさんの印象は?
ドリーミア(デスゲーム制作会社)のシーンは、会話のテンポも早くて、デスゲームを取り扱う作品とは思えないくらいポップな会話劇であり、みなさんとのチーム感が必要不可欠になってきます。
撮影に入る前はとても緊張しましたが、みなさん本当に温かくやさしくて、現場の居心地が最高です。
みなさん、初めましてだったのですが、まるで古くから知っているかのような一体感があります。カメラが回っていないところでも、みなさんと固まってずっとお話しています。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
フィクションの中にしか存在しない、デスゲームの裏側で働く人のお話です。非現実的な世界でありながらも、現実的な描写で進んでいくので、視聴者のみなさんにも、デスゲームが存在する世界観を体感していただけたらと思います。
そして一口に復讐(ふくしゅう)といっても、その中には夢、葛藤、愛、守るべきものがあって、そうしたなかで生まれる人と人のつながりにも、ぜひ注目していただきたいです。