<梅澤美波 コメント>

――オファーを受けたときは、どう思いましたか?

デスゲームと聞き、人間の本質が露わになる極限状態の中で生きる深いテーマをどう描いていくのか、どんな世界観で生きていくのか、心からワクワクしました。

そして、「脚本が面白すぎるぞ、これはすごいぞ」と。いかに役を背負って演じ切るか、プレッシャーも大きいですが、個人的にドラマ出演自体久しぶりなので、新しい挑戦として挑めることが楽しみです。 

――梅澤さん演じる、秋澤和について教えてください。

正義とか、自分の中の信念とか、生きていくうえでの軸をぶれずに強く持っている女性だなと感じました。

気持ちいいほどに真っ直ぐな人間。やり遂げるべきことはやり遂げるし、言うべきことはどんなことも伝える。

強く生きる和と真正面から向き合うのが楽しいです。和の中で大きな原動力があって、それを心に常に持ちながら周りを巻き込みつつ物語が進んでいく。

いろんなことに敏感に目を向けながら過ごす和は、かっこいいです。責任をもって演じていきます。 

――共演者のみなさんの印象は?

本当に、デスゲームのドラマを作っているのか!?と感じるほどに、現場の雰囲気が素晴らしいです。

スタッフのみなさんも、キャストのみなさんも、思いやりがあっていつも楽しんでいて、互いにリスペクトしているのがびしばし伝わってくる現場です。

特にドリーミアのメンバーは、初めてお会いした日から「ずっと一緒にいたのではないか」と感じるくらい居心地が良いです。

主演の日向さんも、周りとコミュニケーションをとり、明るく座長らしく真ん中にいてくださるので、「私も頑張らなきゃ!」と刺激をもらっています。 

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

デスゲームと聞くと残虐に思うかもしれませんが、そこに込められた人の思いや意図、人間の醜さや人間臭さ、生命の強さを感じる作品だと思います。

恨みや憎しみや嫉妬も、人を動かすものだし、それがプラスに変わっていくこともあるのだと思います。 デスゲームのバックステージ側という、なかなかにしびれるレアな立場で頭を動かす毎日は、とても刺激的です。

フィクションのようで、どこかリアル。複雑な人間ドラマをぜひ楽しんでご覧いただけたらうれしいです。