開運への近道は、和暦を活用して年間を通して予定を立てること、心の中にあることを言葉にすること。さらに、運気を上げるコツは「気持ちの切り替えポイント」を作ることだそうで…。

和暦を「気持ちの切り替えポイント」に利用して運気をUP!

――毎年大人気のダイアリーですが、開運のために効果的な活用法を教えてください。

ダイアリーには、スケジュールの横に「その日あったこと」を書けるスペースがあります。書いておくと記録だけでなく、気持ちの整理にもなります。嬉しかったことも、「こうすればよかった」という反省も言葉にする。心の中にあることを言葉にする行為は、自分の心を整えることにもなります。ありがたいことにリピーターの方も多くて、年間通して予定を考えたり、家族の決めごとのタイミングを判断したりするのに助かっているという声もいただきます。

――和暦だけでなく、月の満ち欠け、西洋占星術の「水星逆行(※)」も載っています。

「水星逆行」は西洋占星術ですが、停滞の時期が分かりやすいのでスケジュールを組み立てる時に便利かなと思って載せています。旧暦と新月・満月については、今は天文学的には若干ずれることもありますが、昔の和暦は「新月が1日、満月は15日」というように、月の動きを中心にしていました。

月のリズムを生活に取り入れるというのは、生活を快適にするポイントでもあって、新月の時に新しいことを始めて満月の時を何かの到達点やピークに設定するのもおすすめです。気持ちの切り替えポイントに利用するのも運気を上げるコツです。

※物事が思うように進まない期間。コミュニケーションや流通で影響を受けやすく、交通機関の遅延、郵便物やメールのトラブル、行き違いが起こる、物事が進まない・やり直しになりやすい。一方、立ち止まる機会が増えるため、紛失物が見つかる、意外な人から連絡をもらうことも

2026年度版ダイアリーには、新しく「夢占い」の紹介ページも。次回インタビューでは、「開運チャンス」のお告げとなる「夢占い」のあれこれについて教えてもらいます。

 <書籍概要>

「水晶玉子 開運・和暦ダイアリー2026」(世界文化社)発売中

「水晶玉子 開運・和暦ダイアリー2026」(世界文化社)

水晶玉子さん:
撮影/伏見早織(世界文化ホールディングス)
ヘア&メイク、着付け/瑳峨直美
衣装協力/創作きもの にしお(帯)