──逆に天音と違うなと思うところはありますか?
軟派なところは自分とは違うところでしょうか。劇中、天音のプライベートの部分はあまり描かれていないんです。1話で凛と出会う場面がありますが、当初はそれ以降あまりバーのシーンは出てこなくて。唯一、プライベートが見られるシーンだったので、天音の人間性を表現するためにもそういうシーンを増やしてもらいました。
──積極的にアイデアを出しているのですね。ほかにご自身のアイデアが採用されたシーンはありますか?
保険にかかわる事件の犯人を捕らえるシーンがあるのですが、「僕は絶対に殴りたくない」とお伝えして、「基本的に受け身で、手を出さずに相手を動けなくするようなことはアリだと思います」というアイデアを出しました。
あとは、保険について説明が細かく入る作品になると思うのですが、あまり堅くなりすぎないようにということは意識していて。セリフの言い回しやキャストとのやり取りに“抜きどころ”を作りつつ、リアリティを追求した作品にできればと思っています。
玉木宏が語る岡崎紗絵や渡部篤郎との現場エピソード「皆さん人懐っこい」
──保険調査員は、一般的にはあまりなじみのない仕事ですが、天音を通じて「興味深いな」と感じたことがあれば教えてください。
保険会社としては、「本当に支払われるべきお金か」ということが大事ですから、調査員の仕事も重要です。ドラマはフィクションなので、すべてが本当のことではないかもしれないですが、やりがいのある仕事だなと感じています。
──撮影はすでに後半に入っているとのことですが、現場の雰囲気はいかがですか?
渡部篤郎さんとは2作目の共演ですが、プライベートでも仲良くしていただいています。篤郎さん以外は“初めまして”の方が多かったのですが、皆さんすごく人懐っこく、しゃべりやすい方ばかりで。撮影を重ねれば重ねるほど仲良くなり、いい空気感が出来上がっていると思います。
──撮影中の印象的なエピソードがあれば聞かせてください。
凛とはバディのような関係なので、ほぼずっと一緒にいて。こんなに一緒にいる共演者の方はなかなかいないなと思うくらいです。
岡崎さんは名古屋出身で同郷ということもあり、初めてお会いする前から勝手に親近感を持っていました。実際にお会いしてみたら、いつも明るいですし、どんなに朝が早くても変わらないテンションなので、すごいなと。岡崎さんのおかげで、楽しく撮影させていただいています。
──ほかのキャストの皆さんとは、どのような会話をしていますか?
会話といいますか、篤郎さんがあの渋い雰囲気のまま結構冗談を言うんです。それが本当なのか、嘘なのかわからず、みんなが惑わされているのですがが、その様子が印象的です(笑)。
あとは、9月から撮影をしているのですが、最初は汗だくだったのに、急に寒くなってきて…。今はみんなで「寒い、寒い」と言いながらやっています。
──皆さんで体調管理に気を付けて撮影をしているのですね。
そうですね。皆さんが温かいケータリングとかキッチンカーを入れてくださるので、そういうものを楽しみながら撮影しています(笑)。
