──父・潮五郎(ちょうごろう)役の吉田鋼太郎さんとの撮影エピソードを聞かせてください。
撮影を重ねていくたびに思いますが、(役同様に)血の繋がりを感じます。本当の親子のように息が合って、「こんなにスムーズにいくことがあるんだ」というくらい、予定よりも早く撮影が終わるんですよね(笑)。
──吉田さんの印象はいかがですか?
鋼太郎さんはすごく面白い方。「湖音波!」と大声で呼び止められるシーンがあるのですが、ただ大声を出すだけでこんなに笑えるのか、と。監督も楽しくなっちゃって、2人のシーンはアドリブを振られることが多くなっています。
“娘が大好きで、大好きで仕方ないお父さん”とそれを“ウザがる娘”の感じを、くどいくらいにやっていて、どこまで使われるかも個人的には楽しみにしています。鋼太郎さんは、“ウザい親父”がお上手で、さすが。これまで共演作品はありますが、ここまで絡みのある役は初めてなので本当に楽しいです。
──ドラマを楽しみにしている視聴者の皆さんに、見どころとメッセージをお願いします。
ノンジさんが書く脚本には、楽しいシーンもありますが、医療業界の本質に迫るシーンもバランスよく盛り込まれています。そのなかで、最初は周りから信用されていない湖音波ですが、患者さんと真っすぐ向き合っていく姿勢を見せることで、周りの意識が変わっていく。元ヤンキーだけど、真面目に医師として戦っている姿が描かれています。このあたりも注目して見ていただけたらうれしいです。
橋本環奈 仕事に対するスタンスは「気楽に」スタッフへの感謝も
──橋本さんご自身の仕事に対する思いも聞かせてください。ここまで長く活動をしていますが、原動力はなんですか?
原動力と呼べるものはないかもしれません。あまり原動力を必要としていないと言えばいいのか…。「プライベートで海外旅行に行きたい」とか、そういう思いはあるのですが、それが仕事を頑張る理由になっているかと言うと、そうではないんです。お仕事はお仕事なので。
それよりも、気楽に、楽しくお仕事できることが大事かな、と。また、それを実現させてくれるスタッフに恵まれているのが大きいと常に感謝してます。これからも変わらず、気楽にやっていけたらと思っています。
──「気楽に」というのは、簡単そうで難しくないですか?
私、生まれたときから絶好調だと思っていて、絶好調じゃない日なんてないと思って生きているんです。なので、常に今出せる100点は出していて。人生全体を見たら、波があるかもしれないけど、でも、出たものがそのとき出せる全力ですから。
「今、(出せるはずの力が)落ちてるな」とか思うことはないですし、だからこそ、いつでも気楽にいられます。
──最後に2026年の抱負を聞かせてください。
『ヤンドク!』で、1年のいいスタートが切れたらいいですね。最後まで病気やケガをすることなく、走り抜けられるように頑張ります。
──プライベートではいかがですか?
2026年のことは年明けに考えるとして、2025年のうちに大掃除だけ済ませたいです(笑)。掃除は毎日しているのですが、「新居か」っていうくらいキレイにしたくて。そんな時間がとれるといいなと思っています。
撮影:山越隼
