<馬場徹 コメント>

出演が決まったときは、ヤンキーから脳神経外科医という異色のキャリア設定に、「いったいどんな作品になるのだろう」と思いながら台本を読み始めました。ところが読み進めるうちに、これはかなり面白い作品になるのではないかと、率直に感じました。素敵な共演者のみなさんばかりで、どんなセッションが待っているのか、撮影に入るのが楽しみで仕方ありませんでした。

僕が演じる高野は、「歩くルールブック」と呼ばれるほど、規律や決まりごとに厳しい看護師長です。都立病院という環境のなかで、限られた予算や経営面も含め、病院を円滑に運営するために必要なことを常に見張っている人物でもあります。

一方で、患者さん一人ひとりをとても大切に思っていて、厳しさの中にも温かさを持ったハートフルな人柄だと感じています。

台本を読み「早く現場に入りたい」という気持ちが強くなりました。脳神経外科が舞台ということもあり、医療用語には普段あまり耳にしないものも多く、日々頭を悩ませています(笑)。視聴者のみなさんにも、できるだけわかりやすく物語をお届けし、楽しいドラマの時間を過ごしていただけるよう、日々撮影に臨んでいます。

ぜひ、最終回まで『ヤンドク』を応援してください!