事前にリハーサル時間を設けたことで会話劇のテンポに磨きがかかり、キャスト陣の結束もさらに高まった様子。最後に本作の魅力を聞くと、前のめりで見どころをアピールしました。
塩野瑛久 視聴者としても「ぜひ見たい」と思える作品
――本作の魅力をどのようなところに感じますか？
菊地：2話、3話、4話と回を重ねるごとに、もう一度戻って確認したくなるような伏線がたくさん散りばめられているので、そこはきっと面白いと思います。
錦戸：クリスマスイヴの居酒屋という1シチュエーションだけで、4話分の物語が進行するってシンプルにスゴいですよね。
菊地：シチュエーションが変わらない中に生方さんならではの素敵なセリフがたくさんつまっているので、一言一句、台本に忠実にやらせていただきました。
塩野：まず台本が面白い。そして、4話で完結するのでとても見やすいです。「とりあえず見てみよう」「面白かった」で終わっていただける作品だと自信をもっているので、そこが僕の推しポイントですね。
竹原：クスクス笑えるようなやりとりが随所に散りばめられていて面白いです。でも、数本…いうなれば、真理の毒針のようなものが仕込んであります。
ふと気づけばじんわりと毒がまわっていて、「真実って何だろう、嘘って何だろう」なんてじっくり考え込んでしまうかもしれません。そのあたりの絶妙なバランスが魅力なのではないかなと思います。
――視聴者にメッセージをお願いします。
菊地：4人の中で誰が本当のことを言って、誰が嘘をついているのか。展開の読めない物語がテンポのいい会話劇で描かれるので、セリフの一つ一つをひも解きながら見ると、より面白いんじゃないかな。嘘の種類を見極めながら楽しんでください。
錦戸：嘘みたいな事実もあれば、事実みたいな嘘もありますし、疑ったり、疑われたりしながらストーリーが展開していく中、「自分だったら誰のどの発言を信じる」など選択しながら楽しんでいただきたいです。面白い会話劇になっているのでお楽しみください。
塩野：僕は1シチュエーションの作品が好きで、小栗旬さんが主演された『キサラギ』（2007年）という映画が特に好きなのですが、今回の作品に『キサラギ』と近しいものを感じました。自分が参加していなかったとしても、視聴者としてぜひ見たいと思える作品です。
全話を見終わったあとにもう一度見返してみたら「あ、このとき！」みたいな発見ができると思うので、繰り返して見ていただきたいです。
竹原：2025年の終盤も終盤に、このドラマが見られることを私自身も楽しみにしています。面白いし、ときに考えさせられたり、ビックリしたり、色とりどり、めくるめく物語です。一緒に楽しませていただけたらと思います。皆さん、ぜひぜひご覧ください！
スタイリング：小嶋智子（菊地凛子）、本多徳生（錦戸亮）、上野健太郎（竹原ピストル）、草替拓夢（塩野瑛久）
ヘアメイク：中村了（菊地凛子）、TAKAI（錦戸亮）、守田圭祐（塩野瑛久）
菊地凛子衣装協力：ブラウス＋シャツ＋ニット巻きスカート＋パンツ（すべてリヴノブヒコ）、ピアス（ガブリエラ キス）、リング（カーラ・カルーソ／ソウス）
問い合わせ先：リヴノブヒコ／rivnobuhiko@gmail.com ソウス TEL／03-3443-5588
＜番組概要＞
『嘘が嘘で嘘は嘘だ』
放送：12月24日（水）０時よりFODにて一挙先行配信
地上波放送は、フジテレビ系2026年１月11日（日）23時15分～23時45分放送開始
以降毎週日曜23時15分〜放送
脚本：生方美久
プロデュース：金城綾香
演出：高野舞
出演：菊地凛子、錦戸亮、竹原ピストル、塩野瑛久 ほか
