<十明 コメント>
ドラマの世界に入り込んだようで、セットに足を踏み入れた瞬間から感動しました。まるで実際に人が働いている場所のようなリアルさで、廊下や階段まで作りこまれていたことに驚きました。ドラマの中の人物たちの躍動感が、こうした構造によって生まれているのだと実感しました。黒島結菜さん演じる清水のデスク周りが、パソコンの画面から机の上の小物まで細かく作り込まれていて、キャラクターの人柄がにじむようなこだわりがあり、とてもすてきでした。
稚拙な表現かもしれませんが、「テレビで見ている人たちだ!」と純粋に感動しました。普段は、柔らかい雰囲気のみなさんが、いざ演技に入ると途端に“事件と真剣に向き合う表情”に変わる。その瞬間を直接見て、役者さんの表現力に改めて心を打たれました。
沢口さんに「二宮奈美のセリフによって、この主題歌が作れたんです」と伝えることができました。曲を制作しているときに、自分が想像していた奈美のセリフが、沢口さんの演技によって生き生きと人に届いていくのを感じ、自分もただの言葉ではなく「人の心に染みわたるものを作りたい」という思いが強くなったので、その感謝も伝えることができました。
沢口さんが主題歌を聴いてくださっているということで、奈美さんを生きる沢口さんにこの曲が届いたことが本当にうれしかったです。
実際にお芝居を目の前で見るのは初めてでしたが、まわりに多くのスタッフさんがいる空間の中で、役者さんたちが一瞬でそのキャラクターになって、場の空気が変わる様子に圧倒されました。まるでその人物が長い時間を生きてきたかのような説得力がありました。
主題歌が初めて流れた瞬間は、一生忘れられないほど心に残っています。自分が物語を想像しながら作った曲が、キャストのみなさんやスタッフのみなさんが緻密に作り上げてきた世界の一つのピースとしてこの曲もカチッとはまったような感覚がありました。その瞬間を迎えられて、とてもうれしく、どこか安堵(あんど)した気持ちになりました。
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