12月7日(日)の『ボクらの時代』は、菅田将暉さん、神木隆之介さん、三谷幸喜さんが登場する前編。
現在放送中のドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(フジテレビ)は、1984年の渋谷の架空の街「八分坂」を舞台に、若者たちの青春や挫折を描いた青春群像劇。
主人公の若き劇団演出家を菅田さんが、かけ出しの放送作家を神木さんが演じています。脚本を務めた、三谷さんの半自伝的要素を含んだオリジナルストーリ―としても話題を集めています。
菅田将暉 先輩は「やっぱバカにできない」
こうして語り合うのは初めてという3人。三谷さんは「いい機会だから、お2人と腹を割った話がしたい」といいます。
三谷:僕は、今64(歳)で。みなさん、32(歳)でしょう?
神木:32です。
三谷:倍違うじゃないですか。
菅田:ちょうど倍ですね。倍かぁ。すごいな。
三谷:30代のみなさんから見て、僕はどんなふうに思われているんだろうかと。
菅田:ああー。
三谷:バカにされてるんじゃないかなって。
菅田&神木:あはははは。
神木:なんで?そんな節あります?
三谷:でも、バカにしてるでしょ。
神木:してない、してない。
菅田:バカには、したいですよ。
三谷:バカにしたい?
菅田:そりゃ、先輩陣はバカにしたいじゃないですか。「バカにしたいけど、やっぱバカにできないな」っていうふうに、みんな思ってると思いますよ。
三谷:そうだよね。そうなんですよ。なんで僕がそう思ったかっていうと、僕は30代のときに、やっぱり60代の役者さんであるとか、お笑いの人とかコメディアンの方たちを見て、小バカにしていたところがあるんですよ。
菅田:はい、はい(笑)。
神木:ほう。
菅田:まぁ、そうですよね。
三谷:なんていうかね。僕のときだと、30歳上っていうと、いかりや長介さんとか、ハナ肇さんとか。みなさん、やっぱり僕からするとすごく面白いし、大好きなんだけど…ちょっと古いんじゃないかと。
神木:ああー。
三谷:だからもう、温かい目で見ている感じだったんですね、たぶん。そう思うと、やっぱり、みなさんも、どうせ僕のことを温かい目で見ているんだろうなっていうふうに思うわけですよ。
菅田:ふふ。
