柳葉敏郎さんと福本莉子さんが、移住について語りました。

女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。

今回は、映画『室井慎次 破れざる者』の柳葉敏郎さん、福本莉子さんがスタジオに生出演!「イマドキの移住最新事情」というテーマでというテーマでMCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、『婦人公論』元編集長の三木哲男さんと語り合いました。

柳葉敏郎「子どもが生まれたら秋田に帰ろう」と話していたのに…妻が猛反対!

柳葉さんは、2006年に映画の舞台にもなっている秋田に移住。上京するときから家族を持ったら地元・秋田に帰ろうと考えていて、妻とも「子どもが生まれたら秋田に移住しよう」と話していたそうですが、娘が幼稚園に入るタイミングでその話を切り出すと、妻から「聞いてない」と返されたそうです。

その時は「小学校に入るまでに考えておいて」と話を終わらせたそうですが、小学校に入るタイミングで妻が「何もしないでイヤだと言いたくない」と移住を了承。しかし移住1ヵ月で、妻は「東京に帰りたい」と言い始めたのだとか。

「そりゃ不安でしょうね」と当時を振り返った柳葉さんの話を聞いて、千秋さんは「『1人で行ってよ』っていう気になる」と妻の気持ちを理解。竹山さんも「ウチの妻も何度か移住の話をしているが、乗らなかった」と打ち明けました。

そんな柳葉さんの妻が秋田になじむきっかけとなったのが「PTA活動」。他の保護者とのコミュニケーションを通して、地元に知り合いが増えていったそうで、柳葉さんは「(地元になじむための)1番の近道だと思う」と持論を展開しました。

千秋さんも「『子どものために』という大義名分で、最初はママ友ができて、パパたちにも輪が広がっていく」と同意し、三木さんは「妻のほうが地元になじめる人が多い。男性は仕事が切れると人間関係も切れてしまって、困るケースもある」と移住の実態を語りました。

「東京で『オヤジ』をやっていける気がしなかった」柳葉敏郎が移住の理由を告白

番組では、最近の移住事情も紹介。移住を支援するNPO法人「ふるさと回帰支援センター」によると、ワークライフバランスの見直しや都市部の家賃の高騰を受けて、移住の相談は年々増加中。最近では、相談者の7割が40代以下だといいます。

上京時には「ワクワクが止まらなかった」という福本さんも、「友達は地元にいるし、最近は大阪に戻りたいなという気持ちになることもある」と告白しました。

三木さんが「移住希望者の中には、子育てを自然の中でしたいと希望する人が多い」と語る通り、「教育移住」が増えているほか、趣味を充実させるための「趣味移住」も増加傾向にあるといいます。

柳葉さんは、「うちは『教育移住』というより、東京では自分が『オヤジ』をやっていけない気がした。東京は情報はたくさんあるけれど『ソース』がわからない。今住んでいる場所なら情報源がわかるし、人とのコミュニケーションを感じてもらえるようにしたかった」と移住の目的について語りました。