ドラマ『全領域異常解決室』の第9話地上波放送と、FOD最終話先行配信の直前イベント「豊ちゃんと学ぶ日本の神々」が開催。劇中で豊玉妃花/豊玉毘売命(とよたまびめのみこと)を演じている福本莉子さんと、神話監修を務める平藤喜久子さん(國學院大學教授/神話学)が出席しました。
本作は、身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を「全領域異常解決室(通称:全決/ゼンケツ)」という捜査機関が解決していく本格ミステリー。
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神話に登場する神々がメインキャラクターになっている本作。イベントでは、日本神話でそれぞれのキャラクターがどのように描かれ、ドラマにどう落とし込まれているかなどの裏話を展開。イベント終了後、福本さんの取材会が行われ、配信やドラマ撮影の感想などを語りました。
福本莉子 撮影中は迫田孝也と神社仏閣の情報交換!
──配信内の平藤教授のお話で、特に気になったエピソードは?
全部結構興味深かったですね。本当に神社仏閣が好きなので。
そのなかでも特に、小夢っち(雨野小夢/天宇受売命/広瀬アリス)が鈴を鳴らすと、どうして神様はみんな笑顔で走ってくるのかと思っていたのですが、神話の記述を基にしていると聞けて、納得しました。まだまだいっぱい聞きたいことがありますけど(笑)。
──何を聞きたいですか?
おすすめの神社とか、自分の好きな神社に祀られている神様についてお聞きしたいです。
──本作出演をきっかけに、より神社に興味を持ちましたか?
撮影中に芹ちゃん(芹田正彦)役の迫田孝也さんから、「この神社いいよ」と教えてもらったり、情報交換をしたりしていて、撮影の合間に実際行くこともありました。
──豊玉毘売命が祀られている神社のなかでも、平藤教授のおすすめは宮崎にあるそうです。
宮崎、行ってみたいですね。
──ドラマの撮影は、いかがでしたか?
最初の頃(豊玉妃花)は単独行動が多かったのですが、5、6話あたりから「全決」の一員として皆さんと撮影することができて、本当に楽しかったです。
今まででありそうでなかった日本の神話をテーマにしたドラマは、やっていても面白かったですし、本当あっという間の3ヵ月だなと思っています。
──藤原竜也さんをはじめ、神様を演じる皆さんが集まる現場はどのような雰囲気だったのでしょうか?
いろいろな世代の方、大先輩もいらっしゃったのですが、そういうことを感じさせないくらい本当にフレンドリーな皆さんでした。
台本が上がってくると、前室で「あれ読んだ?」という話で盛り上がることもありましたし、みんなで楽しみながら撮影をしていました。
──お芝居で刺激を受けたなどということはありましたか?
子どもの頃からテレビで見ていた皆さんと一緒にお芝居ができる環境はすごくうれしかったですね。緊張もしましたが、忘れられない時間になりました。
特に皆さんは、リハーサルも本気でお芝居をされていますが、本番になるとスイッチが入って、本当に神様に見えるというか。間近で見ていて、切り替えの仕方なども勉強になりました。
──改めて、ご自身が演じている豊玉妃花の好きなところを聞かせてください。
豊ちゃん(豊玉)は、自由気ままで自分が生きたいように生きているところが素敵だなと思っていて。
あとは、小夢っちという親友がいて、友情も大事にするし、平安時代に興玉さん(藤原)と付き合ってたという過去もあるけど、興玉さんと小夢の恋を応援する優しい神様だな、と。そういうところが好きです。
──撮影中に、「これ、神様がいるのでは?」と思った出来事はありましたか?
天気ですね。ロケが多かったのですが、雨が降っていても、撮影になったらやんだということもあったので、天気が味方してくれてたんじゃないかなと思います。アマテラスさんが(笑)。
──神様は人知を超えたパワーを持っていますが、ご自身が欲しい力はありますか?
世界中の人と話せる力がいいですね。今年、海外旅行に行ったのですが、その時に海外の人と話すことが新鮮で楽しくて。言葉の壁がなかったら、もっと楽しくおしゃべりできるなと思ったので、通訳がいらない能力が欲しいです。
──最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
これまで謎だったヒルコはなんなのか。人なのか、神様なのか。「全領域異常解決室」vsヒルコということで、今まで謎だったことがどんどん解明されますし、目が離せない9話、最終話になっています。ぜひ最後まで届けていただけるとうれしいです。
『9話放送&最終話先行配信 前夜祭SPライブ~豊ちゃんと学ぶ日本の神々~』は、FODでアーカイブ配信中(https://t.co/dTxn1Y5Apo)なので、ぜひチェックしてみてください。