和装美人の仲居は、端崎(味方良介)が探す“松葉牡丹の君”なのか

中田さんが演じるのは、料亭で働く和装美人の仲居。

ある日、刑事の端崎馨(味方良介)は、左右馬に「六十番街」に新しくできた料亭の写真を見せ、その写真に写っているひときわ美しい仲居が“松葉牡丹の君”ではないかと話します。

端崎は、以前、左右馬からもらった九十九夜町名物の「つくも焼き」を食べていたところ、食あたりで倒れ込んでしまい、一人の女性が端崎を介抱。

端崎は、女性の顔を見ていなかったものの、着物に松葉牡丹の絵柄があったことを覚えており、写真の女性が命の恩人である“松葉牡丹の君”だというのです。

当時、女性の顔を見ていた左右馬は、端崎が見せた写真の女性とは別人だと言いますが、鹿乃子にはその言葉がうそだとわかり…。

中田さんは、「ギャラクシー賞」や「橋田賞」、アジア最大級の番組アワードである『ATA2023』など、国内外の賞を総なめしたドラマ『ブラッシュアップライフ』(2023年/日本テレビ)などの地上波ドラマや、『ゾン100』(2023年/Netflix)、『1122 いいふうふ』(2024年/Amazon Prime Video)などの話題作にも数々出演。

今作がフジテレビゴールデン帯ドラマ初出演にして、月9初出演となります。

プライベートでも着付けをしているという中田さん。今作でどんな和装姿を見せてくれるのでしょうか。

中田クルミ

前野さんが演じるのは、九十九夜町にある古道具屋さんの店主。

貧乏探偵の左右馬の事務所は、人からもらったガラクタだらけ。“うそを聞き分ける能力”を持つ鹿乃子と出会った左右馬は、その能力を利用して、古道具屋さんでガラクタを売ろうとたくらみます。

そこで、左右馬たちが訪れるのが、前野さん演じる店主が営む古道具店。ガラクタを安く買い取ろうとする店主ですが、鹿乃子の能力によって、買い値のうそがばれてしまい、左右馬と鹿乃子の思い通りにやられてしまいます。

さらにこの店主、先日「六十番街」で酔いつぶれて寝てしまったところ、財布を盗まれてしまい踏んだり蹴ったり。そんななか、鹿乃子は、左右馬におつかいを頼まれて、再びこの店主のもとへ行くと――。

前野さんは、第36回日本アカデミー賞で最優秀作品賞などを受賞した映画『桐島、部活やめるってよ』(2012年)で、主演の神木隆之介さんとともに映画部の部員を演じ、その独特なキャラクターが存在感を放ち話題に。

その後も、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(2021~22年/NHK)、映画『ハケンアニメ!』(2022年)、『リバーサルオーケストラ』(2023年)、『ブラッシュアップライフ』(2023年/日本テレビ)などドラマ、映画に数多く出演。

監督業もやっており、前野さんが監督した『ゴーストレート』(2015年/フジテレビTWO)には、同じく第3話ゲスト出演の中田クルミさんが主演を務めています。

月9ドラマ出演は『好きな人がいること』(2016年)以来、8年ぶりのこととなります。

前野朋哉

『嘘解きレトリック』第3話は、10月21日(月)21時より、フジテレビで放送されます。