火9ドラマ『新東京水上警察』は、日本の連続ドラマ史上初の「水上警察」を題材に、水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫力のマリン×クライムエンターテインメント。
「東京水上警察署」は2008年まで実在した署で、現在は「東京湾岸警察署・水上安全課」で一つの課となって存在。本作では、そんな水上警察が「東京水上警察署」として、再び一つの署となって復活。東京の海や川で起きるあらゆるジャンルの事件に挑む様子が描かれます。
2025年10月28日(火)に放送される第4話のあらすじを紹介します。
『新東京水上警察』第4話
東京水上警察署の碇拓真(佐藤隆太)が、38年前に起きた飛行機事故が原因で心に深い傷を負っていることを知った有馬礼子(山下美月)。彼のためにできることがあるのではないかと考え、事故当時、救助活動に参加していた海技職員OBの大沢俊夫(小林隆)から話を聞こうとする。
だが日下部峻(加藤シゲアキ)は、そこまでする必要ない、と礼子に告げ…。
そんな折、潮風臨海公園の海上でドローンが爆発する事件が起きる。碇たちはただちに現場へと急行するが、先に現着していた湾岸署の面々によって追い返されてしまう。
それでも碇は、まだ湾岸署のヤマになったわけではない、と言って、現場近くで釣りの禁止を訴えていた環境保護団体「ヴァードアース」の事務局で話を聞いてみることに。
同じ頃、元鑑識で、現在は碇のチームにいる刑事・藤沢充(中尾明慶)は、休みを利用して妻・麻美(清水葉月)と息子・陸(加藤叶和)を東京水上警察署に呼び、職場見学をさせていた。
見学担当の舟艇職員・米田航基(宮津侑生)から警備艇への乗船を許可された藤沢たちは、「あかつき」に乗り込もうとする。
するとそこに現れた上原修也(小須田康人)という男が、いきなりナイフを取り出して藤沢の脇腹を刺す。上原は、藤沢たちを「あかつき」に押し込むと、自らも艇に乗り込み「早く船を出せ」と米田に命じて船上に立てこもり、シージャックを図ろうとしていた…。