──「挑戦してみるというところに共感できる」とのことですが、演技への挑戦に関してはどのように思っていますか?
最近、長編アニメーション映画『アズワン/AS ONE』で声優をやらせていただいたり、主題歌を作らせていただいたり、初めてのことに挑戦する機会が多くて。今回も初めてテレビドラマに出演させていただいていますが、僕にとって大きな挑戦です。不安はもちろんありますが、とにかく楽しんでやるしかないという思いですね。
きっと、やればやるほど魅力や楽しさを感じることができると思うので、これからも続けていけたらいいなとも思っています。

──挑戦してみたいジャンルや役柄はありますか?
以前、映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』で爽やかな青年を演じたのですが、その際に「(今度は)真逆なキャラクターをやってみたい」と話していたんです。今回の成瀬役がまさにそういった役だったので、願いが叶いました。
今はその先よりも、まずは成瀬を最後まで集中して演じることが大事かなと思っています。演じ切ったあとに、もしかしたら何かが見えてくるかもしれません。
白岩瑠姫 2025年はJO1としても個人としても「充実していました」
──11月19日に28歳に誕生日を迎える白岩さん。年齢を意識することはありますか?
若いからこそできること、年を重ねたからこそできることはあると思うので、常に年齢は意識しています。
お芝居で言うと、もう学生役は難しいじゃないですか。だからこそ、25歳のあの瞬間に映画(『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』)で学生を演じられて良かったなと思うし、これからもそのときにできることを全力でやっていきたいなと思っています。
僕、結構30代を楽しみにしているんですよね。20代のうちは皆さんに知ってもらうため、グループのため、いただいた仕事を成功させるために頑張る時間だと思っていて。30歳を超えたら、それまでの経験も踏まえて、好きなことをやれる機会も増えてくるのかなと思うんです。そのために今はたくさん力をつけたいですね。

──理想の30代像はありますか?
今はうれしいことに、毎日忙しくさせていただいているのですが、1日をじっくり感じられる日があったらいいなと思っています。自然を感じる日があったり、楽曲を作る日があったり、音楽に浸る日があったり…。ゲームが大好きだけど今は控えているので、1日何も気にせずゲームをする日があったり。開放的な30代が理想です。
──そんな忙しい毎日のなかで、癒される時間はいつですか?
最近で言うと、ドラマや映画を観ながら湯船に浸かるときが一番リラックスできるかもしれないです。いい香りの入浴剤をご褒美で買って、使っています。
あとは、メンバーから「塩を入れると邪気が飛ぶからいい」と言われるんですけど…僕、そんなに邪気がついているように見えているのかな(笑)。でも、塩は発汗作用があっていいという話も聞くので、入れることもあります。
──まだあと3ヵ月ありますが、2025年はどんな年でしたか?
今年は、グループとしては海外にも行けましたし、個人的には映画で声優をやれたり、ドラマへの出演が決まったり、ブランドのアンバサダーをやらせていただいたり、本当に充実していました。
映画の宣伝稼働中に「今年もう1つくらい大きな仕事が決まったらいいな」と話していたら、ドラマのお話をいただけて。びっくりするくらい満足感のある1年間でした。

──では、やり残したことはないですか?
そうですね。これ以上強欲になったら罰が当たりそう(笑)。それでも、願うだけならいいか。もう1つか2つくらいお仕事をさせていただけたらうれしいです。それはグループのためにもなるし、応援してくださっている皆さんへの恩返しにもなると思うので、頑張りたいです。
──プライベートではいかがですか?
ピザパーティがしたい!今、パンや麺を食べていないんです。でも、ドラマの撮影が終わったらピザパーティをしたいですね。
──何ピザが好きですか?
アメリカンなペパロニ一択です!
──パーティには誰を呼びますか?
最近、メンバーみんなにソロの仕事も増えてきているので、1人でいることが多いんです。家に帰っても1人ですし。だから、来てくれるなら誰でもいいです(笑)。
みんな忙しいなと思うと誘いづらいところもあって。本当に来てくれるならメンバーでもいいし、地元の友だちとか、できるだけにぎやかにしたいですね。

撮影:今井裕治
ヘアメイク:佐々木美香
スタイリスト:齋藤良介