グループを離れ、ソロで活動することの苦悩などを明かしてくれた後藤さん。
そんな後藤さんは2011年に活動休止を発表しました。そこから再び芸能界に復帰しようと思ったのはなぜなのでしょうか?聞いてみると、まさかの答えが返ってきました。
さらに、休業前にファンと“ある約束”をしていたことも明かしてくれました。
活動休止からなぜ復帰?「休業中の方がマイクに向かってる機会が多くない…?」
――今年でデビュー25周年ですが、現在の率直な心境をお聞かせください。
やっぱり25年積み重ねてきていたものがあるので、なかなか新しいことをやるという機会はそこまでないんですよね。
ある意味、引き出しがたくさん増えてきたという感覚なので、こうだったらこうできるとか、そういう自分の引き出しがその場その場で出せる武器になったんだなと。この25年で武器がたくさん集まったなと思いました。

そんな後藤さんは2002年のモーニング娘。卒業後、ソロアーティストとして活躍。
2011年に無期限の活動休止を発表しますが、約2年半後の2014年に、活動を再開しました。
再び芸能界に復帰しようと思ったのはなぜなのでしょうか?聞いてみると、まさかの答えが返ってきました。
――活動休止をされて、なぜまた復帰しようと思ったのでしょうか?
自分的に、もう終わってもよかったのかなという気持ちで休業に入ったのですが、周りにいるスタッフの皆さんが、「音楽あるよ〜」とチラつかせてきたんです(笑)。「私、休業してるよね!?」みたいに思っていましたね。休業して2、3ヵ月くらいに、武道館で行われたドリームモーニング娘。のライブにゲストで出ているんですよ。「音楽あるよ〜」と言われたので「じゃあ、出ます」みたいな感じで出ました。
その後も世間的に休業となってはいるんですけど、なんだかんだ色々な音楽の制作をしていたり、そういうことを休業中に繰り返していたんです。なので、「休業中の方がマイクに向かってる機会が多くない…?」と思い、いつの間にかスタッフさんとも「じゃあ、いつ頃またやりますか?」という話になり、復帰したという感じです。
――休業中も音楽に触れあっている時間が多かったということですか?
休業中にマイクに向かっている時間はもちろん多かったですが、ゆっくり休める時間もあって、1人になるとあえて音楽を聴かない生活をしていました。音楽をやる時は聴きますが、それ以外は全く聴かず、自分の好きなことだけをやっていようみたいな。
「ゲームが好きだから、ゲームばっかりやっていよう」、「日の光なんて浴びないんだから!」と我が道を行っていたんですよ。けれど、その方が逆に、パッと聴いた音楽がすごく新鮮に聴こえたというか、音楽っていいなと思うタイミングでもありました。

――活動休止中も音楽がチラついていたということは、現在まで25年間ずっと駆け抜けていたと思いますが、息抜きはどうされていますか?
息抜きはゲームか、活動休止中は黙々とジムに通っていましたね。
毎日のようにジムに行ってプールで30分〜1時間ずっと泳いで、スタジオに入ってボクササイズをやったり、ヨガをやったりしながら過ごしていました。
その頃は傍から見たら「ストイックだね」と思われるくらい動いていて、一回ジムに行くと3時間くらい出てこないんですよ。というのも、休業する前にファンの方たちに、「もし、また出てきた時にがっかりされたくないから、ちゃんと整えておくね」と言っていたので、有言実行したかった感じでした。
「休業中の方がマイクに向かってる機会が多くない…?」と活動休止から復帰までの裏側を赤裸々に告白した後藤さん。
さらに、休業前にしていたファンとの約束を守るため体づくりに励んでいたことも明かしてくれました。
最近ではAKB48やKAWAII LAB.などアイドルとの共演も多い後藤さんですが、そんな令和アイドルに平成のトップアイドル・後藤真希はどのような印象を抱いているのか、伺いました。