1999年、13歳でモーニング娘。に3期メンバーとして加入し、いきなり『LOVEマシーン』がグループ初のミリオンヒットと、華々しいデビューを果たした後藤真希さん。現在はソロアーティストとして精力的に活動する後藤さんは2025年9月9日に、デビュー25周年を迎えました。

2025年10月15日には、25周年を記念したNEWアルバム『COLLECTION』を発売。
Da-iCEの花村想太さんとのコラボレーションによる先行配信シングル「チェケラ」や、Adoさんの「踊」「唱」などの楽曲を手掛けるプロデューサー・Gigaさんによる完全プロデュース楽曲のほか、モーニング娘。のソロ歌唱カバー曲も3曲収録されるなど盛りだくさんの内容となっています。

めざましmediaは、アルバムの発売を控えた後藤真希さんにインタビュー。
モーニング娘。加入直後から目まぐるしい日々を送った当時の思いや、「なんじゃこりゃ〜~!」と思ったというデビュー曲『LOVEマシーン』を初めて聞いた時のことを明かしました。
さらに、いきなりデビュー曲が大ヒットし、社会現象にもなったことへのプレッシャーについても語ってくれました。

後藤真希デビュー25周年記念アルバム モー娘。カバー3曲選んだワケ

――今回、アルバム『COLLECTION』​を発売されますが、なぜこのタイミングで出そうと思ったのでしょうか?

私がモーニング娘。に加入して、デビュー曲となった『LOVEマシーン』の発売から2025年9月9日で25周年ということで、アルバムの発売は10月になってしまったのですが、周年を意識してこのタイミングになりました。

アルバム名が『COLLECTION』なのですが、BOX盤にはソロデビュー曲の『愛のバカやろう』(2001年)などソロ曲が詰まっていて、映像もそうですが、そういうものを宝箱のように“私のコレクション”というイメージだといいなと思っています。

あとは、25周年ともなると色々な見せ方をしてきましたし、曲も色々なテイストを歌ってきたという意味でのコレクションですね。

今回のアルバムには、ソロ歌唱カバー曲として『Memory 青春の光』、『NIGHT OF TOKYO CITY』、『そうだ!We're ALIVE』と、モーニング娘。の曲を3曲を収録。
その中でも、後藤さんがオリジナルメンバーとして参加しているのは『そうだ!We're ALIVE』のみ。ほか2曲はグループ加入前の曲ですが、数ある曲の中からなぜこの3曲を選んだのでしょうか?理由を伺いました。

――この3曲を選んだ理由を教えていただけますか?

まず『Memory 青春の光』と『NIGHT OF TOKYO CITY』は、私が加入する前にリリースされている曲なのですが、私がオーディションに受かって初めて一緒に回るツアーで、この2曲がセットリストに入っていて、バックの方ですが少しコーラスを足したり、パフォーマンスには参加していたんです。

その当時からすごくカッコいい曲だな、いい曲だなと思っていたのですが、私がデビューした『LOVEマシーン』でグループの方向性が一気に変わって行く中で、加入前に思っていたモーニング娘。のイメージが、私の中では『Memory 青春の光』や『NIGHT OF TOKYO CITY』などのイメージが強くて。

どうせなら私の声で聴いたことのないような曲で、かつ私がイメージするモーニング娘。の曲を入れてみたら、エモさもありつつ、新鮮味も感じていただけるのかなと思い、この2曲を選びました。

――『そうだ!We're ALIVE』はオリジナルメンバーとして参加していますね。

そうですね。「モーニング娘。と言ったらこれ!」という曲を一般の方に聞いた時や、テレビで過去のVTRが紹介される時に、『ザ☆ピ〜ス!』『恋愛レボリューション21』『LOVEマシーン』『ハッピーサマーウェディング』などは挙がりがちなのですが、『そうだ!We're ALIVE』は、あまりそういうところにあがって来ないんです。

加入して結構経ってからのシングルではありますが、ちゃんと聴くとサウンドもカッコよくて、曲の中の展開も面白くて、「ソロで歌ってもかっこよくまとまるんじゃないのかな…」と思い、あえてこの曲を選んでみました。


 

発売するアルバムでカバーしたモーニング娘。の曲についての思いや、選んだ理由を明かしてくれた後藤さん。
そんな後藤さんは13歳でモーニング娘。に加入しました。加入前までは、のんびりとした学生生活を送っていたそうですが、加入後は「とにかく忙しかった」「ここはどこ?という状態がほぼ毎日だった」と一気に変化した生活を告白。
そして、いきなりデビュー曲『LOVEマシーン』が社会現象になったことへのプレッシャーについても語ってくれました。