原&周杜のやらかしコンビ、風磨&篠塚のほっこりコンビ…みんなで力を合わせ羽根付きギョーザで穴埋めクッキング再挑戦『タイムレスマン』

菊池風磨の覚悟、魂でメンバー&スタッフの意識も変化

――では、先輩メンバー3人の底力や感心した部分について聞かせてください。

勝利さんは本当にお笑いが好きです。普段はお兄ちゃんみたいな感じでメンバーを見守っているけど、スポットライトを浴びたときの反射神経がスゴい。基本的にお笑いが好きだから、しょんぼりしたり、ブチギレたり、その場の正解をいろいろな方法で出していて、感心させられます。でも、どこか天然で、愛くるしいところもあります。

松島さんは波にのったときの爆発力がスゴくて、初回でいきなりMCを任されたときも面白かったし、何事も松島さんから始まると勢いづくイメージがあります。英語でロケをしたときも、松島さんがグイグイ引っ張ってくれて、欠かせないキーマンです。

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風磨さんは気持ち、魂、覚悟が初めて会ったときから別格でした。最初に話したときも「何でも言ってください」「教えてください」と言ってくださって、場を盛り上げるためにボケたり、ツッコんだり、まわしたり、とてつもないプロ意識を感じます。

メンバー8人で腹筋450回を目指した企画のときも、こちらが回数を減らすことを提案したら「減らさないでくれ」と言って、1人で141回というスゴい数字を叩き出し、度肝を抜かれました。

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メンバーもそうだし、僕たちスタッフももっとギアを入れないと「風磨さんに置いていかれる」と、彼の覚悟によって変わりましたし、風磨さんに学ばせてもらうことが多いです。

何かをやるたびに日替わり、企画替わりでスターが生まれる

――グループの強み、魅力をどんなところに感じていますか?

月並みな言葉になってしまいますが、男子校の休み時間みたいなノリの8人なんですよ。収録中も休憩時間も取材を受けているときも、ずっとその感じ。カッコいいけどカッコつけていなくて、初めて会ったときから彼らのことが大好きになっちゃいました。

だからこそ、そのままの姿を見ていただくのが一番いいのではないかと思いながらやっています。彼らのさまざまな顔を見ていただきたいといろんな企画を試し、お芝居ものもやりましたが、風磨さんから「お芝居のやつはもう二度とやりたくない」と言われました(笑)。どこまで本気なのかわからないので、またやるときは必ず説得します。

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そんなノリの8人だから初めて挑戦する企画のときには大盛り上がりします。そして、2回目、3回目…と重ねるうちにどんどん大人の顔になっていく。「もっとこうしたほうがいいんだろうな。面白くなるんだろうな」みたいな。それはそれで素敵なのですが、新しいオモチャや遊ぶ場所を提供して、「今日は何だ!?」というふうに新鮮にやっていく姿が一番輝くのかなと思っています。

FODで配信している特典映像は演出ゼロの状態で、彼らがキャッキャ楽しむ場にしようと思って準備したら、とんでもなくハネてしまうことも多くて。これだけこっちが何もしてないのに勝手に面白くなっていくのは木梨憲武さん以来じゃないかな。

何かをやるたびに日替わり、企画替わりでスターが生まれるんです。毎回、将生さんで笑っているわけではなく、今日は寺西さんが集中砲火を浴びていたなとか、勝利くんがしょんぼりしていて面白かったなとか、ヒーロー、スターがこれほど出てくるのはあまりないことなのではないでしょうか。勝手にスターが生まれていく空気が僕も大好きです。