今、都内でも急増中の『ミャクラー』。なぜ一気にミャクミャク人気に火が付いたのか、心理学の専門家に取材しました。
ミャクミャクの人気の秘密は?心理学の専門家が解説
『ミャクラー』のみなさんが口を揃えて言うのが…

「最初見たときはビックリしたんですけど、だんだん見ているうちに愛着がわいてきて」
「最初はあれ?と思ったけど、どんどん愛着がわいてきて」
見ているうちにだんだん愛着がわいてくるというミャクミャク。一体どうしてなのか?

認知心理学の専門家、北九州市立大学 松田憲教授に取材しました。
北九州市立大学 松田憲教授:
「背景として考えられるのが、単純接触効果というものがあります」

「単純接触効果」とは、ある対象に触れれば触れるほど、それを好きになっていく心理現象のこと。

松田教授によると、万博が始まってから、メディアやSNSでミャクミャクに触れる機会が増えたことで、好きになる人も増えたのではないかといいます。

北九州市立大学 松田憲教授:
「単純な刺激というのは処理が速めに完了してしまうので飽きるのも早い。一方でミャクミャクの場合は得体の知れなさみたいなものをもっているので、それがある意味、神秘性みたいなものにつながっているんじゃないか」
“ミャクラー急増” ミャクミャク本人にインタビュー

フジテレビにやってきてくれたミャクミャクに、この現象について聞いてみました!
----いま東京でのミャクミャクの人気をどう思いますか?
ミャクミャク:
「いや~こんなに人気者になるなんて驚きだよ。たくさんの人からかわいい、がんばってとか応援の声をもらって、ミャクミャクとってもうれしいんだ」

ミャクミャクも、すっかりご満悦の様子です。
ミャクミャク:
大阪・関西万博、みんな会場に来て、パビリオンの展示やイベントを楽しんでもらいたいな。もちろんミャクミャクにも会いに来てね、待ってるよ~

(『めざましテレビ』2025年8月4日放送)