そんな橘高に、整はやっと動機がわかったと話しだす。
整は、2つの出来事が進行していると最初に話したが、1つは喜和の事件の真相。もう1つは、橘高がここに集まった人間を殺そうとしていることだと言い切った。
整(菅田将暉)は橘高(佐々木蔵之介)が“透明人間”になろうとしていると指摘
橘高が透明人間になるため、食器やスリッパなどを自ら持ち込み、手袋や帽子を被っているため、6人が殺されても疑われることはまずないだろうと話す整。
テントにあった地図は、山荘から麓まで続く暗渠(あんきょ)排水路が示されていた。
行きは蔦の車の後部シートで寝ていたため、監視カメラには映らず、帰りは暗渠を使えば人に見られることもない。
天達は自分が傷心のあまり、喜和と親しかった人と無理心中を図ったことにされるのかと気づく。