<市川実和子 コメント>

最初に「スクールロイヤーのお話で弁護士さんの役」と聞いていたので、少し身構えながら台本を開いたのですが、『ぼくほし』のきらきらと穏やかな世界に拍子抜けして、一気に心が緩んでしまいました。

私が演じる久留島は、学校に通えなくなってしまった子どものころの健治の心の痛みを知る人です。またスクールロイヤーとして学校へ戻るきっかけを作る人物でもあります。

まっすぐにぶつかりながらも成長していく健治の姿をあたたかく見守る久留島を、そのときどきの流れを丁寧に演じていけたらと思っております。