<鶴田真由 コメント>

――鶴田さん演じる江身子をどのような人物と捉えていますか?

お嬢様育ちということもあり、常に人からかまってほしいと思う幼さを持ち合わせている女性です。子どもが生まれたとき、育児に追われて自分の身なりにも気を配ることができず、また夫は仕事が忙しくて自分に関心を持ってくれないという生活にややノイローゼ気味になってしまい、そんなときに出会った年下の男性と恋愛して家を出てしまいました。

純粋だけど母(大人)になりきれなかった過去を持っています。年下の男性とは長く続くはずもなく、ひとりで生活をしなければならないため、やむなくスナックで雇われママをしています。

家族から離れて自分はひとり暮らし、長女は心のバランスが悪く、次女は行方不明…孤独と失意の中で生活を送っています。そんな彼女も、ドラマのなかで起こるいろいろな出来事のなかで大人になっていきます。

――このドラマの魅力は?

「人を恨む」という気持ちと「人を愛する」という気持ちの両極端な感情は、常に表裏一体で自分でもコントロールできず、そこにはせつなさとやるせなさと、でもやっぱり愛でつながるという複雑な感情の揺れが描かれているところが魅力だと思います。

――北川景子さんの印象、共演してみての感想をお願いします。

愛情深さと能面のような感情のなさの両方の顔を巧みに演じられていて、ドキッととすることがありました。そして、その両面のバランスが崩れるときに見せるせつない泣き顔が抱きしめてしまいたくなるほど美しかったです。

――撮影現場でのエピソードを教えてください。

DAIGOさんが、娘さんを連れてスタジオに見学にいらして、クレープを差し入れしてくださったことがありました。そのときの北川さんの家族を愛するまなざしが素敵でした。

――撮影を乗りきる、鶴田さん自身が楽しみにしていることはありますか?

撮影を乗りきらなければならないときは、楽しみというよりは「寝られるときは寝る」ようにしています。

――第7話や今後の展開の見どころ、視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

これから少しずつ、ラストのクライマックスに向けて、バラバラだった話が一気に凝縮されていきます。ハラハラドキドキの連続ですので、お楽しみにしてください。

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