二宮和也インタビュー「自分はカリスマスタイリストなんだ」

――髪の一部をゴールドにしていますが、今回のスタイルのポイントを教えてください。

今回のキャラクターでは「パンテーン」のシンボルを、まさに髪の毛で表そうということで、「パンテーン」のゴールドとロゴの3本線から髪の毛の一部をゴールドのスタイルにしています。「カリスマスタイリスト」ということで、その雰囲気が伝えられるように動きにも気をつけました。

――俳優人生で初めての美容師役で、“一見クールながらも、女性の髪のダメージを救うことに大きな自信を持つスタイリスト”を演じた感想を教えてください。

普段僕の髪を切ってくれるスタイリストの方に、美容師の役はないのか、ぜひやってくれないか、みたいなことを言われていたので、役柄を聞いた時はすごくうれしかったですね。ドラマでは自信家だったり、プライドを持っている役を演じることがありますが、今回は「自分はカリスマスタイリストなんだ」ということを常に言い聞かせて臨みました。

――撮影の中で特に気をつけたこと、難しかったポイントを教えてください。

シャンプーのシーンでは、ドクター役のように手先の繊細さを表現できるように臨ませていただきました。また、女性の髪をよりきれいに見せられるように、監督と「もっとこっちなんじゃないか」「こうなんじゃないか」と話し合いましたし、髪を主役にするシーンの撮影は初めてだったので、すごく楽しかったです。

――ドラマで卓越した技術を持つドクター役など、「カリスマ」的な役を演じることも多いですが、今回のCMでの「カリスマ」感を出すために意識したことを教えてください。

天才外科医と言われる役をやっていたこともあったので、共通点があるかなと思いながら挑みましたが、圧倒的に違う点は、髪は自分の状態をしゃべってくれないことでした。だから、こちらがいかにケアしていくのかが重要なんだなと。そこは明らかに違う点なので面白かったです。

――今回演じた「カリスマスタイリスト」のように、二宮さんが思わず余裕の笑みを浮かべてしまうような、大きな自信を持っていることを教えてください。

「ゲーム」でしょうね。ゲームをしていると、どうしても余裕の笑みが漏れてしまいますし、いろいろなところで、ずっとゲームをしていると話しているので、逆に僕がゲームをしていないと、「あ、ゲームやってないんですか?」みたいな空気になることがあります。

――CMがオンエアされる6月は、梅雨による湿気で髪の悩みが多くなる時期ですが、髪トラブルの経験はありますか? また、二宮さん流のケア法などがありましたら教えてください。

作品によって丸刈りにすることがあり、その後に髪を伸ばした時、元々硬かった髪が柔かくなったり、直毛だった髪がちょっとうねってきたりとか、髪質が変わった経験がありますね。

そういう時、僕の場合はセットしていただけるので、今まで悩みに対して向き合うことがなかったのですが、自分でセットしないといけないとなると大変ですよね。

――ナチュラルなヘアスタイルが印象的ですが、役作りや仕事で髪型を変えたり、迷ったりする時、決め手にしている基準はありますか。

基本的に髪型を大きく変えるのは役をいただいた時で、その役に合わせて髪を染めてみようかとか、パーマをかけてみようかとか、そういうアプローチがほとんどです。だから、その期間は自分でヘアセット、ヘアケアをやることになるので、時間も掛かったり、苦労したりすることもありますが、そんな時とか、そういう人たちにとって、おうちでサロン級の仕上がりが実現できる「パンテーン エクストラダメージリペアシリーズ」はもってこいだなと思いました。