みのもんたさんの発する「ファイナルアンサー?」の名セリフで一斉を風靡(ふうび)した伝説的クイズ番組『クイズ$ミリオネア』が、新春特番として復活することが決定しました。

二宮和也さんが、“2代目”司会者を務めます。

賞金1000万円をかけた極限の心理戦

2000年~2007年までレギュラー放送され、その後も特番として根強い人気を誇った『クイズ$ミリオネア』が、新春特番として帰ってきます。

司会を務めるのは、嵐のメンバーであり、俳優としても高い評価を受ける、二宮和也さん。

「ファイナルアンサー?」――かつて日本中が固唾(かたず)をのんで見守った、みのさんと挑戦者の心理戦。

みのもんたさんから二宮和也さんへ…“みの”から“にの”へのバトンリレーが、令和の時代に新たな伝説を生み出します。

挑戦者が挑むのは、15問程度の4択クイズ。1問ごとに難易度が上がり、正解を重ねるごとに賞金も増えていきます。最終問題までたどり着き、正解すれば賞金1000万円。

しかし、1つのミスがすべてを失わせる可能性も。だからこそ、1問1問に込められる緊張感は尋常ではありません。

この番組の真骨頂は、単なるクイズ番組にとどまらない“心理戦”にあります。挑戦者がやっとの思いで答えを決めたときに、静かに投げかけられる「ファイナルアンサー?」の一言。

みのさんの絶妙な“間”と沈黙が、挑戦者の心を揺さぶり、視聴者の胸の鼓動を高めました。あの沈黙は、単なる演出ではなく、挑戦者の覚悟を問う“儀式”だったのです。

新たな伝説“にのだめ”は誕生するのか?

今回の復活で注目されるのは、二宮さんがどのようにこの番組の空気を作り出すのかという点。

みのさんのような重厚な存在感とは一味違った、柔らかさと鋭さを併せ持つ“にの”が、どんなかけ引きを見せるのか。沈黙の間合い、挑戦者との距離感、そして「ファイナルアンサー?」の言い方――。

すべてが新たな“にの流ミリオネア”を形作っていきます。

はたして、二宮さんは“伝説の番組”という重責をどう背負い、どう魅せてくれるのか。挑戦者とのかけ引き、知識と感情が交錯するドラマが、新春の夜に新たな熱狂を生みます。

『クイズ$ミリオネア』は、2026年新春、フジテレビで放送されます。