今年は昭和元年から数えて、100年となる節目の年。花柄家電やアデリアグラスなど、昭和に流行ったレトロかわいい商品が令和になって再び人気となっていますが、そんな人々を惹きつける昭和時代の魅力を、評論家軍団が徹底解明します。

5月21日(水)、明石家さんまさんがMCを務める、『ホンマでっか!?TV』が放送されます。

今回のゲストは、榊原郁恵さん、渋谷凪咲さん。

パネラーは、EXIT(りんたろー。さん、兼近大樹さん)、島崎和歌子さん、ブラックマヨネーズ(吉田敬さん、小杉竜一さん)。進行は、井上清華フジテレビアナウンサーが務めます。

昔の歌番組は、時間が押すと曲のテンポが速くなっていた!?

今回は、「なぜ日本人は昭和が好きなのか?昭和レトロ徹底分析SP」を放送。

左から)りんたろー。、小杉竜一、兼近大樹、吉田敬、渋谷凪咲、島崎和歌子、榊原郁恵

まずは、評論家から「昭和は、日焼けコンテストが健康の象徴だった」という説が。

令和では、日焼けをいやがって日焼け止めや日傘を差す人が男女問わず増えていますが、かつては、日焼け=健康というイメージでした。

評論家軍団

さらに、近年再ブームが訪れている昭和歌謡について、音楽プロデューサーの本間昭光さんがその特徴を解説。歌詞先行で曲を作ることから、日本語のイントネーションにメロディが合うため聴きやすいこと、イントロが長いことで曲の世界観に入りやすくなるなど、令和の音楽の特徴とは異なる魅力を明らかにします。

榊原郁恵さんも、当時の歌番組の思い出を告白。かつては、楽曲が生バンドで演奏されていたため、生放送では時間が押すと曲のテンポが速くなっていたといいます。現代では考えられない、昭和ならではのエピソードにも注目です。

人はわかりやすくてシンプルなものに惹かれる

評論家によると、現在、昭和に流行した花柄の家電や食器の人気が再び高まっているといいます。もともとは、お金がかかる生花の代わりとして、プリントされた花柄が使われたことがはじまりだそうですが、今はそれがインスタ映えすると注目を集めているそう。

そんな昭和デザインの人気の秘密として、評論家は「人は、わかりやすくてシンプルなものに惹(ひ)かれるから」と理由を解説。

さらに、昭和家電を2万点以上収集しているという、昭和家電評論家の冨永潤さんが、スタジオに昭和時代の白黒テレビを持参。スタジオの収録風景や、榊原さんのなつかしの歌番組まで、今やなかなか見ることができない白黒映像が令和によみがえります。

そして、かつて人々が憧れたという“白黒テレビがカラーに見えるフィルター”も登場!カラーテレビが高価で、なかなか手が届かなかったという時代に大人気となったフィルターですが、はたして、その効果は…!?

『ホンマでっか!?TV』は、5月21日(水)21時より、フジテレビで放送されます。