<阿部亮平 コメント>

――改めて、阿部さん演じる玖村について教えてください。
玖村は、梨々子(平祐奈)に“セクハラ教師”とウソをつかれ、家庭教師をクビになって、さらにSNSに顔写真付きでさらされ、前回の放送(第3話)では、変わり果てた姿で登場しました。玖村を演じるにあたり、僕としては「ここからだな」と思っています。
今回の課題というか、演じがいがあるのは、ここからの玖村。前半は梨々子の家庭教師という役でしかなかったですけど、デジタルタトゥーを貼られて、社会で生きていくのがかなりつらい状況で「人生終わった」「何でもいいや」ってどこか達観している、そういうヤサグレ感を出せたらと思って演じました。
――家庭教師役ということで、イメージしたことは?
僕は、家庭教師をした経験はないので、“人に勉強を教えてそうなごく普通の大学生”を僕なりのイメージで演じました。玖村の立場に立ってみると、ここまでつらいことがあれば、自分の人生をあきらめて受け入れたほうが、きっと楽なんだろうなと想像しながら演じました。
梨々子に翻弄(ろう)される、初心(うぶ)というか、すれてない、どこにでもいるような大学生を意識しましたね。ただ、これからは変わります。
――撮影現場での思い出深いエピソードを教えてください。
第4話は、北川さん演じる紘海と一緒のシーンが多かったのですが、外のロケで、ちょうど花粉症の時期で、北川さんとオススメの対策など花粉症について語りました(笑)。天気がとてもいい日で「2人で頑張ろうね!」と言い合ったりしたのが、思い出ですね。
後日、北川さんが「玖村とのシーンは楽しい」と言ってくださって。ドラマの主軸はとても重く、北川さんは本当に大変な撮影をしていると思うのですが、玖村とのシーンでそう思ってくださったのは、うれしかったですね。
あとは、筒井(道隆)さんの言動がすごく面白いので、「筒井さんって面白いよね」って、よくみんなで話してます(笑)。
――撮影を乗りきる、阿部さん自身のリラックス方法、楽しみにしていることがあれば教えてください。
最近、ものすごく映画館に行ってました。仕事終わりにレイトショーに行ったり…。
気になる作品があって。もちろん、演技面で良い影響を受けられたらなと思うこともあるのですが、映画館にいる時間がすごく楽しくて好きですね。
――第4話や今後の見どころ、視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
一度、家庭教師をクビになって物語の主軸からは離脱したと思われていた玖村が、ここからどう絡んでいくのか、どう巻き込まれていくのか――。
ここからの見どころのひとつになっていると思います。玖村の行く末をぜひ、楽しみしていただければと思います。
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