現在放送中の水10ドラマ『全領域異常解決室』で、藤原竜也さん演じる興玉雅(おきたま・みやび)と、広瀬アリスさん演じる雨野小夢(あまの・こゆめ)が所属する世界最古の捜査機関「全領域異常解決室(以下、全決)」。

当初、「全決」の目的は不可解な“異常事案”を解決することだと思われてきました。しかし、物語が後半に入ると、異常事案とは“神々”が人知を超えた能力を使って起こした超常現象であり、それらを人間が納得できるように“丸く収める”ことが本当の役割であると判明。

さまざまな謎の全容が明らかになりつつあるなか、今回、「全決」のセットを取材しました。


外観は、鉄筋コンクリートのモダンな建物ながら、そこから長い廊下を経てたどりつく「全決」は、異世界に入ったかのようなタイムレスな雰囲気。無機質から一転、新旧と和洋がミクスチャーした木造の世界が目の前に広がります。

どんなこだわりが詰まっているのか、デザインを担当した宮川卓也デザイナー(フジテレビ美術制作センター)に聞きました。

また、動画では豊玉妃花役の福本莉子さんによる「全決」のセットツアーも実施。福本さんが気になるポイントを紹介します。