<北川景子 コメント>

普通のお母さんだった紘海が娘を失ったことでどういうふうに変わってしまうかということが、まず一つ見どころだと思います。

突然お子さんが亡くなるというのは、もしかしたら誰にでもあり得ることだと思うんです。そうなったときに人は本当に正気でいられるのかということと、ある意味心が壊れてしまった紘海が、皮肉にも復讐が原動力となって生きていくということになるんですけど、その紘海の心情に注目していただければと思います。

「何のために奪ったのか」というのが私は台本を読んだとき、すごく気になっていたので、殺すのか、身代金のためなのかなど、それがどうなっていくのかも楽しみにしていただければと思います。