いくらなんでも…せめて☆2はちょーだい!!

ついつい、あのおじさん=津田寛治さん誰なんだ!?問題で字数を費やしてしまいましたが、ついでなので、もう少し味わいたいと思います(いい加減にしろ!しかも、やっと“さん”づけ)。

まず、あの、急に登場した“煩悩太郎”問題。よくよく振り返れば、最初の輝元の反応からして、怪しかったものね?だって、翔太が閉店させたという店、おそらく予約してたお客さんになんのアナウンスもなく閉店させて迷惑かけて…っていう、それに対する至極まっとうなレビュー(オープンしなかった店をレビューするのはナンセンスとまで言ってる)だったと思うの。

なのに、それに対する輝元のリアクションが、さして吟味もせず「オレもこいつ苦手かも…(見つかっちゃった!?っていう、それっぽい顔をしなくもない…)」という、匂わせ(輝元のあの感じじゃ、匂わせたってわからなさすぎるよ!!)。

いつもは超ラフな感じで合わせるそぶりもないのに、今回ばかりは合わせてくる、その辺の整合性パラドックス(意味不明)!!でもでも、そうはいっても、自分たちの店のレビューは文言ではそこそこ褒めてるのに、☆1.5という超辛口!!!

1.5て!!!いくらなんでも、せめて、せめて、☆2はちょーだい!!(誰にだよ…輝元=煩悩太郎…あんたにだよ!)

で、ああいう、突如に展開された、思いもよらなかった意外な真相!みたいなブッコミは、ともすれば卑怯で、とってつけたようで、物語の世界観を壊しかねず、ミスリードさせ過ぎで視聴者の反感すら買いそう…なんだけど、そのオチ…が実に気が利いてて味わい深くて、逆に好感度上がったよね。

マジのマジで“煩悩太郎”ではない、ただのおじさん…いや津田寛治さん演じる常連客に対して「あなたが煩悩太郎ですよね?」と、マジに問いかけることのジワジワ感。自分は煩悩太郎ではないのに、絶対ないのに、急に、煩悩太郎ですよね?とか、わけのわからないことを言われる、ジワジワ感…。

煩悩…太郎…誰だよ…誰なんだよ…俺じゃねーし…悪口か!?煩悩って悪口か!?煩悩太郎ってなんなんだよ…疑いもなく、俺のことを煩悩太郎だなんて…なんなんだよ…怒っていいのか?煩悩って言われたら、怒っていいのか??てか、煩悩…太郎…ってマジで誰なんだよ…と、言われた本人は迷走必須のジワジワ感!!!うん、それは、まさに、ラ・ボンノォ~!!!(今回も言いたいだけ)

うん、で、今回もまた、フレンチシェフであるというプライドは尋常じゃなくあるというのに、突然やってきて、突然昔のラーメン屋さんの思い出話されて、突然それを食べたいとか言い出す客(言い方!)だってのに、そこにちゃんと思いを寄せられて、最後の最後まで、その味を追求していく翔太には感動!だったんだけど、それに対する輝元ですよ!

前回、偉そうだけどツッコミは巧いとか評しちゃったんだけど、フレンチシェフでありながら日本の信仰深さが垣間見えた翔太の“早朝神頼み”を目撃した際の輝元のツッコミ…「アイツ、朝早くない!?」…って、うん、そこじゃねー!!!ツッコミ、的確じゃねー!!!

でもって、初回から連続して披露された、輝元の謎のデザインスキルな。一体何なの!?どこで、どこでそのスキル学んだの!?でもって、そこになんの説明もなし…うん、このドラマ、たまらん!!!