<小川彩 コメント>

初めてグループを飛び出して憧れの地上波ドラマに挑戦させていただけると聞いて、夢のようでとてもうれしかったです。ドラマを見ることが大好きだからこそ、日ごとに不安な気持ちも大きくなりましたが、平野監督からお話を聞いて緊張がほぐれ、安心して作品に取り組むことができました。

また、台本を拝見し、なつ美と瀧昌がお互いになかなか思っていることを素直に言えないけど、互いを思い合って心を通わせていく姿がとてもステキで、健気(けなげ)ななつ美がすごくかわいくて、この夫婦がこれからずっと幸せでいてほしいと読んでいて率直に思いましたし、その世界の中にいる、ふゆ子もそう思っているんじゃないかなと思いました。

出演のお話をいただいて、すぐ原作(漫画)を読んで、台本の中でも漫画と同じセリフがそのまま使われているところも多かったのでイメージがわきやすかったです。原作ファンの方々が映像でご覧になられても、親しみやすい作品になるんじゃないかなと感じました。

私は、ふゆ子の天真らんまんな性格がうらやましいなと思うところがたくさんあって、そんな役柄を演じていけることは楽しみです。ふゆ子を通してこのドラマに明るい彩りを添えられるように、そしてステキなドラマになるように精いっぱい頑張ります!

私は乃木坂46の中で年少メンバーなので、子ども扱いをされることが多いのですが、子ども扱いをされたくないというところは、ふゆ子との共通点です。ですが、ふゆ子はとてもかわいくて元気な女の子で、家族にたくさんかわいがってもらって愛されてきたんだろうなというのが伝わってきます。

また撮影現場で、セーラー服の衣装を着て髪型をふゆ子にしていただいたら、このドラマに出演させていただくという実感がわいて緊張しました。今はブレザーの制服が多いですが、私の中学校の制服は、ネクタイのセーラー服だったので、少し親近感もわきました。

いつもドラマや映画で見ていた俳優さんばかりで緊張していますが、お姉ちゃんが3人もできるということがうれしいです!まだまだ未熟な私ですが、みなさんからいろいろなことを吸収して、私自身も成長しながらおちゃめで一生懸命なふゆ子を体当たりで演じたいと思っています。

そして、みなさんに迷惑をかけないようにというのはもちろんなのですが、ふゆ子らしく甘えつつ、この期間は本当の家族のようにたくさんお話して仲良くなりたいです。私は、お姉ちゃんがいないので、この撮影期間は姉妹で過ごせる時間を大切にしたいなと思います。

この作品は、登場人物のみんなを応援したくなるような、心がキュンとして温かくなるお話です。昭和と現代で目に見えるところはたくさんの変化がありますが、人を思いやる気持ちはいつの時代も変わらないと思うので、共感しながら見ていただけるんじゃないかなと思っています。

みなさま、木曜夜10時を楽しみにしていただけたらうれしいです!