一平と正助は、都の店に封筒を置こうとしていたひまりの父親・中林康太(奥野瑛太)に声をかける。

正助がひまりの面倒を見てくれていると知った康太は、額を地面に擦りつけるようして土下座。そして、陽菜とひまりを捨てた理由を話し始める。

康太(奥野瑛太)がひまり(増田梨沙)らを捨てた理由は…

康太は、友人と2人でひとり暮らしの人たちを支援する“デジタル長屋”システムを開発。その売り込みは上手くいかなかったが、そんなときに陽菜から結婚しようと言われたらしい。

やがてひまりが生まれ、康太は幸せを強く実感するが、同時に陽菜に支えられるだけの生活に申し訳なさや苦しさも感じており、やがてそれに耐えられなくなって逃げてしまったのだという。

その後、康太は友人とともに出資者への返済を継続。そんななか、友人が事故で亡くなり、入っていた法人生命保険料で借金を返して事業を畳んでいた。

康太がひまりを受取人にした生命保険に入っていることを知った一平は、「死ぬとかないよね?」と問いかける。一平は、康太が保険の自死免責期間が明けるのを待っていることを見抜いていた。

「自分は何をやってもダメだが死ぬことはできる」「金は可能性だ。夢のために陽菜を利用した挙げ句逃げたのだから、自分が死んでひまりに可能性を残せるならうれしい」と言いだす康太。

一平は、康太に怒りをぶつけ、「そんな金をひまりが喜ぶわけない。ひまりをバカにするな」と叫んだ。

続けて一平は、保険金ではなく働いた金でひまりの養育費を返し、もう一度、デジタル長屋に再挑戦してみろ、と告げる。

さらに、選挙で当選したら官民連携の事業として動くから自分を利用しろ、と付け加えた。