収録を終えた剛力さんにインタビュー。「カッコいい」「めちゃめちゃ刺激を受けました!」と語る若者たちの印象や、三者三様のスタイルを通じて感じたことを聞きました。
――収録の合間に「自由で楽しそう」と感想を話していましたが、改めて番組の印象を聞かせてください。
自分が信じた道を貫くってカッコいいなと思いました。もちろん、カメラには映っていないところで苦しいことや悔しいこともたくさんあって、大変な思いをされていると思います。でも、古着を前にするとキラキラ輝いて、良い表情をされているなと感じました。
あと、みなさん「自分は運がいい」とおっしゃっていましたよね。自分が“これだ”と思ったやり方で前に進む姿は、本当に素敵だなと思いました。
――その姿を通じて、感じたことはありすますか?
めちゃめちゃ刺激を受けました!だって、すごくないですか?あいりさんも、ヨウさんもまだ20代ですけれど、「とりあえずやってみよう!」とすぐ動いたり、最終的な目標を達成するために逆算して行動したり。しかも、下北沢という古着のライバル店が多い街で勝負するという、その意気込み、熱量に圧倒されました。
――宝さんと“相棒”の登生さん、あいりさん、ヨウさん、3組の若者が登場しますが、特に印象に残っている方はいますか?
みなさんそれぞれ印象的ですが、特に宝さんです。経営がギリギリでも、ものすごくポジティブに生きている。通帳残高がわずか9万円という窮地に立たされ、生活面でいろいろ我慢していても、古着を嫌いにならないところも、すごいと思いました。古着愛を貫き通していますよね。
登生さんのように助けてくれる人がいたり、飛び込み営業の方からレアなTシャツを買い付けできたり、そういう“良い出会い”があるからこそ、やめられない部分もあるのかなと思います。
――宝さんは経営がどんなに苦しくても、古着に囲まれて楽しそうにしている姿が印象的です。
自分の“好き”を貫く、ある意味、誰もが憧れる生き方だと思います。とにかく古着愛があって、前向きな気持ちが強くて。ああいう方こそ、ひょんなことから成功するのかなと思ったりします。ぜひ、いつか全国展開してほしいです!
――二十歳の女子大生・あいりさん、若手経営者のなかでもっとも勢いのあるヨウさんも、それぞれの戦略で勝負に出ています。
あいりさんは、最終的な目標が「経営者になり、お金持ちになること」と明確で、カッコいいですよね。古着好きが高じて古着店を開いた、というタイプではないにもかかわらず、実は価値の高い古着を少しずつ買いためていたというのも、目利きがすごい。経営者だというお父さんの血を受け継いでいるのかもしれませんね。
ヨウさんは大好きな古着で身を立てようと、この世界に飛び込みましたが、“古着が好き”という気持ちだけではなく、従業員を養っていくための経営戦略もしっかり考えています。着実に売り上げを伸ばして、1年間で3店舗もオープンして、勢いがありますよね。先の予測を立てながら経営をしていく、頭の回転のはやさを感じました。
みなさん、同じ古着という商品を売っているのに、売り方も生き方も全然違うのが面白いです。人生というものを学ばせていただきました。
予告動画
YouTube「FUJITV GLOBAL CHANNEL」で、『ザ・ノンフィクション』の予告を配信中。2月16日(日)14時~「ボクと古着と下北沢〜夢と現実のヴィンテージ〜前編」
配信スケジュール
2月2日・9日放送「酒と涙と女たちの歌3」前・後編(語り:岡崎紗絵さん)が2月23日まで、TVer・FODで無料配信されます。
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