スコアブックと梶間さん(石川瑠華)のエピソードが重なり合ったその瞬間、感動へと導かれてしまう
うん、いや、スーパーヒーローも、神も出てこないし、大量の予算をかけた感も、世界規模のスケール感もない(東海地方の規模感はある!)んだけど、感覚としては同じ。
なんだか、よくは、わかんないんだけど、すげー!!何が何だか、何してるんだか、何を見せられてるんだか、よくはわかんないんだけど、すげー!!
そういえば、そもそも今作の主人公は“ヒーロー”(柳澤大翔:鈴木伸之)だし、ほかの面々も人間味あふれすぎるヒーローじゃないか!!
だからか、なんなのか、すげー感動する!!すげー!!なにこれすげー!!これは、スケール感皆無の『アベンジャーズ』だ(無理矢理にもほどがある)!!!
うん、じゃあ、今回どういう話なの?ってことなんですが…。
SBO部のスコアラーである梶間さん(石川瑠華)が、なんだか怪しい人物につけられて、ストーカー!?怖い!どうしよう…だったら“バントマン”全員で救うしかない!!というお話。
とにかく、今回の前半、梶間さんの様子がいつもと違って何だかおかしい?のは、恋のデータが足りないからでは!?と、なぜそうなる!?という、謎の解決策を打ち出して、みんなでやんやするんだけど、その“やんや”が、わけがわからない(おい!)。
だって、いつも通り、藤堂さん(平原テツ)さんの無能っぷりを筆頭に(言い過ぎ)、“バントマン”全員、もれなくポンコツだし(おい!)、何やってんの!?感がすさまじいし、一体、今回どんな話なのか?まったく見えてこない。
もう、ホントに、何やってんの!?なんだけど、そこからジワジワ、その“何やってんの!?”がクセになってきて、僕、野球好きとはいえ、その辺まったくもって、ちっとも詳しくない…梶間さんの特技である“スコアブック”にフォーカスが当てられ、スコアブックって、どうやって書くのか?何を書くのか?何が書いてあるのか?っていうか、そもそも書いてある文字の判別すらできない(おい!)し、本編でもその詳細な説明がなされるわけでもない…のに、なぜか、不思議とスコアブックと梶間さんのエピソードが重なり合ったその瞬間、感動へと導かれてしまう…不思議。
つまり、そう!初見の『アベンジャーズ』最終シリーズや、『全領域異常解決室』で感じた、あの感覚!よくはわかんないんだけど、すげー!という、あの感覚に陥ること間違いなしの、今回も素敵な、素敵すぎるハートウォーミングエピソードに仕上がってます。
で、何がどう、よくはわかんないんだけど、すげー!!なのか、端的に説明すると、前回の第8話予告に現れた、新キャラっぽい人物…ますだおかだの岡田圭右さんが登場したことによるイヤな予感(おい!…だって、なんか、ただのにぎやかしなのかな?って思うじゃん??)が、びっくりするほど、いい意味で覆されます。
むしろ、味があって、岡田さんのおかげで感動まで持っていてしまうミラクル(褒めてます!!)。とにかく、今週もお見逃しなく!!