学生時代の友人と劇団を結成するパターンはよくあるものの、『タメ劇』のキャストは過去に何らかの作品で共演し、意気投合してきた俳優たち。ふだんの何気ない会話から、徐々に企画がかたまっていったと荒牧さんは語ります。
<荒牧慶彦×植田圭輔 対談>
――まずはプロジェクト始動のきっかけから聞かせてください。
荒牧:役者仲間たちと世間話をしながら、「同い年だけの芝居があったら面白いよね」と会話に出たことがそもそもで、会うたびにその話をしていたんです。ただ、企画が動き出すことはなく、月日は流れていったのですが、ふと「あの企画を今、実現させたら面白いんじゃないか」と思い、持ち込みをしました。
――植田さんが演出を担当することになった経緯は?
植田:「実現するんだったら、まっきー(荒牧さん)がプロデューサーで、俺が演出やるわ」「おー、いいね」みたいな会話をしていたのが、そのまま現実になったという感じですね。
――荒牧さんは演出家としての植田さんをどう見ていますか?
荒牧:演出家さんにも様々なスタイルの方がいらっしゃいますが、植ちゃんの場合、脚本の亀田真二郎さんが「もうそんなことまで考えてるの!?」と笑っちゃうくらい、台本を細かく読み込んでいて、同じ会社の仲間としても、同い年としても誇らしかったです。
舞台で描かれるのは35歳になった、かつての15歳の少年たちの会話劇。荒牧さんと植田さんがどんな少年時代を送っていたのか、当時の思い出を尋ねます。
関連記事
堂本光一 24年間の“SHOCKシリーズ”に幕!「やっと荷を下ろせた。僕にとってSHOCKは永遠」と1時間超のカーテンコールで観客に感謝
2024年11月30日 |
04:00
三上博史 妖艶でチャーミングなヘドウィグが降臨!「“大丈夫だよ”とお客様を励ますことができるように全身全霊を込めます」
2024年11月26日 |
19:00
花總まり 約20年ぶりの中国扮装は「楽しみで仕方ない」 人気マンガ『応天の門』昭姫役に「面白そう、やりたい!」と意欲
2024年11月24日 |
06:00
桜井日奈子「負けるわけにはいかない」決意が固まらず、母に泣きながら電話…デビュー初期の“甘え”を変えた出来事
2024年11月21日 |
18:40
三上博史 伝説のミュージカル“ヘドウィグ”がライブ・バージョンで復活!「ありったけの気力と体力を使って撹乱するつもり」
2024年11月21日 |
17:00
立花裕大 阿部顕嵐と仲が深まり過ぎた?劇場の隣席、服かぶりと偶然を連発し、ファンをざわつかせる!舞台「桃源暗鬼」で再タッグ
2024年11月10日 |
12:00